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2016年9月20日にリリースされた新しいMac OS XことmacOS Sierraですが、これまでのOSX同様に無償リリースされ、そろそろ旧式のMacのOSも交換しなければいけないなぁと思う人も多いでしょう。自分は現在、Macbook Air mid 2013の11インチを日常のマシンとして利用していますが、OSはずっと10.9のmavericksを利用しています。

しかし、Xcode7よりiOS向けの開発版アプリを無償でインストールが可能という情報を元に、また、Yosemiteから搭載された仮想化技術であるHypervisorを試してみたい、新しいファイルシステムであるAPFSによってパフォーマンス向上するかもという情報に心惹かれて、クリーンインストールを実施しようと考えました。今回は、macOS Sierraのクリーンインストール手順およびOSの特徴の検証、トラブル対処法をまとめてみました。

目次

コンテンツ

追記:10.12.3での重要な変更点

2017年1月25日にmacOS Sierra 10.12.3がリリースされました。このリリースによって、重大なバグが解消されたとのこと。

  1. かねてより新Macbook Proで発生していたGPU関係のバグが修正
  2. OCRで文字データを埋め込んだPDFをプレビューアプリで見ると、OCRデータが破壊され検索できなくなる問題を修正
  3. その他セキュリティーフィックス
  4. Safariが原因だったバッテリーの異常消費が解消される
  5. SafariでURLバーに日本語入力で検索時にクラッシュする問題が修正
  6. Adobe Premiere Proにおける動画エンコード時の画像が乱れる問題の修正
  7. 一部のアプリでデジカメからの画像インポートができない問題の修正
  8. 一部のアプリ(VLCやFirefox、Thunderbirdなど)がスリープ時にクラッシュする問題を修正(結構色々なアプリが対象です)

まだ、あまり人柱報告が上がっていませんが重大な問題が修正されるので、アップデート推奨です。

アップデート内容のアナウンスはこちらのページ

図:10.12.3で安定するといいですね。

事前準備

Timemachineでバックアップを取る

なにわともあれ、バックアップを取らなければなりません。OSXでのフルバックアップは、Timemachineで取得しておけば、簡単に一発で今の環境に復元が可能なので、必ず取りましょう。170GBほどの容量で、およそ2時間〜3時間ほど掛かります(USB3.0接続ならもうちょっと早いかも)。

  1. 大容量の外付けHDDを接続します。フォーマットはMac OS 拡張フォーマット(HFS+形式)。
  2. メニューよりシステム環境設定を開き、Timemachineを起動する
  3. スイッチを入にして、ディスクを選択。1.で接続したHDDを選択する。120秒待つと、バックアップが開始される。
  4. バックアップが完了するまで待ったら、外付けHDDを取り外す。
  5. 復元する場合には、Mac起動時に「command + Rキー」を押し続けながら起動すると、ディスクユーティリティが起動するので、Timemachineから復元を行えば元に戻ります。

※iTunesライブラリ類やユーザのホームフォルダの中の開発環境や仮想環境のファイル類もこれで一発でバックアップされ、また新環境に移す時も、Timemachineのファイルから取り出せるので、便利です。

図:Macは簡単にバックアップと復元出来るのがメリット

OSのダウンロードとディスク作成

OSは、アップデートインストールとクリーンインストールの2つがあります。いずれのケースでもApp StoreよりOSをダウンロードして、インストーラを起動してインストールしたり、ディスクからインストールする事になります。とりわけ、アップデートインストール時はそのまま、インストーラに従えば、アップデートが完了するので苦労はありませんが、「なぜか重い」「ゴミファイルもそのまんま」など、色々問題もあったりします。

そこで必ず行うのが、OSをクリーンインストールする為のディスクをUSBメモリに作っておくという作業です。この作業を行っておけば、Sierraのクリーンインストールや修復もいつでも行えます。以下の手順でOSをダウンロード後に、ディスクを作っておきましょう。事前にディスクユーティリティにて、16GB程度のUSBメモリで「Mac OS拡張フォーマット」にてディスクをフォーマットしておきましょう。

  1. App Storeを起動して、macOS Sierraを検索し、ダウンロード開始
  2. およそ5GBもあるので、気長にダウンロードを待ちます。
  3. インストーラファイルは、アプリケーションフォルダ内に「macOS Sierraインストール」という名称で保存されています。
  4. ダウンロード後に自動でインストーラが起動してしまいますが、今回は一旦閉じてしまいます。
  5. そのまま起動するとアップデートインストールが開始されます。
  6. コマンドラインからディスクを作る方法もありますが、今回はInstall Disk Creatorを利用します。
  7. Install Disk Creatorをダウンロード後、zipファイルを解凍して、アプリケーションフォルダにInstall Disk Creatorをインストール
  8. Install Disk Creatorを起動して、VolumeはUSBメモリを選択。macOS Sierraのインストーラを指定する。
  9. このタイミングで、事前に用意しておいたUSBメモリを挿します。
  10. Create Installerボタンをクリックして、完了したらUSBメモリを取り外します。

図:このツールが一番楽に作れる

※Install Disk Creatorで作成に失敗した場合には、以下のコマンドラインで作成をしましょう。ダウンロード済みでUSBメモリが刺さってる状態で実行します。USBメモリの名称は「DISKMAN」と名付けています。DiskMaker X6は作成に失敗するので今回は使いませんでした。

図:コマンドラインで作成中

インストール作業

Sierraのインストール

作成したUSBメモリをポートに刺して、「Optionキー」を押しながらブートさせます。「Install macOS Sierra」が出て来るので、クリックして、インストールを続行します。リンゴのマークが出てきたら、インストール開始です。今回、VMware Fusion 8.5上でmacOS Sierraをインストールしてみました。こういう時、予行演習が出来るので、仮想環境があると便利ですね。

図:インストーラが無事に起動した。

さて、起動したら後は指示に従って進めるだけです。言語は日本語を選んで進めると、macOSユーティリティが起動するので、ここで「macOSインストール」を選択します。続けるボタンを押します。次の画面ではSierraのロゴが出て来るので、、続けるをクリックします。

図:いよいよmacOS Sierraをインストールします。

次の画面では、ライセンス承諾の画面が出ます。もちろん「同意」をクリックします。

図:同意しないと先へは進めません

同意したら、次にインストール先を選びます。Macintosh HDというアイコンが出てるはずなので、これを選択します。そして、インストールをクリックして続行します。インストール先にデータがない事はきちんと確認しておきましょう。インストールが完了するまで待ちます。インストール完了後、自動で再起動されます。

 

図:インストール先を選択しましょう。

ようこそ画面が出たら、日本を選択。続けるボタンを押し、キーボード配列は「日本語」を、キーボード配列は「ローマ字」を選択しました。

図:言語とキーボードの設定画面

次に進むと情報の転送という画面が出ます。この機能はTimemachineでバックアップしたデータより、ホームフォルダの内容、WiFiの設定関係、アプリなどを引き継ぐ便利な機能です。Sierraインストール後であっても、「移行アシスタント」を使って同様の引継が可能です。この機能を使った場合、後述する各種データ類の書き戻し関係は必要ありません。今回はスルーします。

図:移行アシスタントの画面

位置情報サービスは意味がないので、そのままスルーします。次に、Apple IDの入力画面です。App StoreやiCloud、iTunesで使用するので、入力しましょう。VMware Fusionの場合、この段階ではキーボードが英語キーボード配列なので、@マークは「2」をshiftキーを押しながら入力します。また、Caps Lockキーが働いてるので、大文字になってるケースがありますので、注意して下さい。

図:Apple IDを入力してる様子とGPSの設定

最期に利用規約が出ますので、「同意する」をクリックして進めます。

図:利用規約に同意してインストール自体は完了

次にアカウントを作成します。このアカウントは管理者アカウントになるので、管理には注意してください。アカウント名とパスワード、パスワードのヒントを入力して、続けるボタンを押して進みます。

図:アカウント作成画面

次の画面では、iCloudのアカウント設定画面が出てきます。ちょっとだけ時間が掛かります。すると、書類フォルダとデスクトップのフォルダをiCloudに同期するかどうかを聞いてきます。但し、iCloudのディスク容量は無償の場合、たったの5GBしかないので、iPhone等と共用してる場合連携できて便利な半面、あっという間に容量が足りなくなってしまいます。自分の場合同期はしないを選択しました。

図:iCloudへ保存する場合容量に注意

次にタイムゾーンの設定。ここでは、マップで日本をクリックしてから、プルダウンから地域を選びます。日本をクリックして東京を選びました。初期設定ではアメリカになってるので注意。

図:タイムゾーンの設定画面

次の画面は一般利用者にはわけがわからない項目ですが、OSのクラッシュレポートやマシンの診断情報をAppleに送るかどうかの設定画面です。情報を送りたくない場合には、チェックを外します。このデータはMacやOSXの開発に役立てる為のバグレポートやその時のマシンの状況などを通知するためのものです。

図:診断と使用状況のレポート送信許諾画面

これでmacOS Sierraのインストール自体は完了です。VMware Fusionの場合には、VMware Toolsをインストールする事で、グラフィックス等のドライバがインストールする事が可能です。VMware Fusionのメニューより、「仮想マシン」⇒「VMware Toolsのインストール」で、画面内にToolsのファイルがマウントされますので、インストーラをダブルクリックしてインストールします。

図:SierraのデスクトップとVMware Toolsインストール画面

VMware Fusion上で動かしてみた感想ですが、Yosemiteの時はおもすぎて話になりませんでした。また、El Capitanの時は割りとマシに動作出来ました。Sierraの場合は、VMware Toolsインストール後はかなり動作が良い感じです。実機であればもっと動作は軽量になるので、Macbook Air Mid 2013のマシンであっても、これならば安心してアップグレードが出来ると思います。

ちなみに、RAMは2GB、CPUは2個のプロセッサで、GPUの3Dアクセラレーションサポートは無しでの状況です。実機の場合、El Capitanより搭載されたMetalにより、グラフィックス関係はキビキビ動きました。Macbook Air Mid 2013はMetal for Macに対応してるようです。古いマシンだと対応していない事もあります。

アプリのインストール

アプリ類もTimemachineバックアップのアプリケーションフォルダにあるものをそのままコピーするだけで、殆どが動作しますが、中にはインストーラでインストールしたものもあります。これらはヘルパープラグイン類は別のフォルダにインストールされていたりするので、必ずしもコピペだけで正常に動くとは限りません。よって、Sierraインストール前に、インストーラでインストールするものについては、リストアップしておき、事前にDMGファイルやインストーラを用意しておきましょう(App Storeからのインストールの場合もあります)。

また、開発環境で使うようなSDK類(例えば、Android SDKなど)は、コピペでもOKですが、Android Studio等から該当のフォルダのSDKへの指定を再度設定し直さなければなりません。ファイルサイズが莫大なので、コピペのほうが楽ですね。主に自分の場合、以下のアプリケーション類は、インストーラで入れなければならないものとして、リストアップしました。

  • VMware Fusion 8.5
  • CrossOver Mac 15
  • Google Chrome
  • Adobe Premiere Element
  • FileMaker Pro 12 Advanced
  • LibreOffice 5
  • Movist
  • Android Studio
  • Eclipse
  • Oracle Java SDK 8
  • Node.jsとNode Module関係
  • Dropbox
  • Sophos Anti Virus
  • MenuMeters

その他細かいアプリケーション類に於いて、App Storeからインストール出来るものは、自動アップデートが可能なので、App Storeからインストールするようにします。

各種データ類の書き戻し

クリーンインストールした場合、ありとあらゆるデータ類も消えているので、Timemachineバックアップデータから書き戻して上げなければ、膨大な時間を使って、元の環境を復元しなければなりません。これが毎回すごく手間になります。Timemachineバックアップファイルは、そっくりそのままのディレクトリ構造でHDD等にバックアップされているので、該当のファイルやフォルダ単位で取り出せますので、それらを該当の場所に上書きコピーしましょう。

但し、作業は事前にアプリ類をインストール後に行うほうが良いでしょう。これらのデータ類の書き戻しは「移行アシスタント」でまとめて移行も可能です。

chromeのブックマークや保存したパスワード類

自分はGoogle Chromeを標準ブラウザとしてるため、ブックマークや保存したパスワード類、拡張機能、設定などを1から設定し直すというのは結構骨が折れます。これらをTimemachineバックアップファイルから取り出して、該当のフォルダに上書きする事で一気に復元が可能です。

  1. TimemachineバックアップのHDDを開き、Macintosh HDの中まで移動する
  2. ユーザー⇒(ユーザのフォルダ)⇒ライブラリ⇒Application Support⇒Google⇒Chromeへ移動する
  3. Defaultフォルダがあるので、これをコピーする
  4. Finderのメニューより、「移動」⇒「フォルダへ移動」をクリック
  5. ~/Library/Application Support/Google/Chrome/ を入力して移動
  6. 5.のフォルダ内に3.でコピーした内容を上書き貼り付け
  7. Chromeを起動して設定や拡張機能類、パスワード類の状態を確認

図:Defaultに全部保存されています。

メール類の書き戻し

自分はGmailを使ってる為、基本メーラーを使用していません。SSDなのでメールデータをローカルに持つというのは、ディスク容量の負担になるからという理由なのですが、HDDなどを使っていてメーラーのほうが良いという人も多いでしょう。しかし、クリーンインストールするとこれらメールデータやアカウント設定も全部なくなってしまうので、1からやり直す事になります。

Mozilla Thunderbirdの場合には、以下のパスにデータが保存されています。但し、このフォルダをコピペしてもうまく認識しないので、一度、アカウントを適当につくって、Thunderbirdのプロファイルを作り、同じパスになるように、データを1個ずつ上書きすると良いでしょう。設定関係はこちらのサイトが参考になります。

~/Library/Thunderbird/Profiles/

Mac標準のMailアプリの場合には、以下のパスにデータが保存されています。但し、このフォルダをコピペしてもうまく認識しないので、インポート機能を利用してデータを移行させることになります。データの移行方法については、こちらのサイトが参考になります。

~/Library/Mail/V2

iTunesライブラリの復元

iTunesライブラリ類は、ユーザのホームフォルダ以下のミュージックフォルダ内に格納されています。よって、Sierraインストール後の空っぽの状態の場所に、この対象のフォルダ丸ごとコピペする事で移行させる事が可能です。フォルダの位置は

~/Music/iTunes

図:iTunesライブラリの中身

ユーザのホームフォルダの復元

自分の場合、ユーザのフォームフォルダ以下に開発環境のファイル類等も配置しているので、ユーザのホームフォルダをそのまま移行させるだけで、楽に環境を移行出来るようにしています。ここは特に制限があるわけではない自由なユーザのフォルダなので、そのままTimemachineバックアップから該当のユーザのフォルダ内容をコピペで移行すると良いでしょう。

アプリケーション類から該当のフォルダへのパスの指定が必要なものは、移行後に行うと良いでしょう。

Sierraのポイント

新機能

ユニバーサルクリップボード

地味な機能ですが、結構便利な機能。それがユニバーサルクリップボード。iOSデバイス側でコピーした文字列やデータ類を、Sierra側で受け取る事が出来る。但し、iOS側要件としてiOS10でなければならないので、古いiOSデバイスでは利用できません。使うためには

  1. iOS側もSierra側も同じApple IDでログイン状態にしておくこと
  2. iOS側もSierra側もWiFiとBluetoothをONにしておくこと
  3. iOS側もSierra側もHandOffをONにしておくこと
  4. Sierra側のどこでもMy Mac(iCloudの中にある)を有効にしておくこと
  5. これでコピーを行うと2分間だけコピペが可能になります。

地味に便利ではあるのですが、地味に手間が掛かりますねコレ。

音声認識機能 – Siri

すでにiOSではおなじみのSiriがOSXで使えるようになっています。基本的にはiOSと同じですが、「Hey! Siri」で呼び出すのではなく、ドックや環境設定内にある「Siri」アプリを起動して行います。起動用ショートカットキーも設定が可能です。主な機能は、メール送受信だったり、ウェブ検索、マップ案内、アプリの起動、ファイルを開くなどなどSiriのルールそのままに利用が出来るようになっています。

ただ、パソコンでこれらの機能の利用頻度はiOSデバイスとは異なりあまりないと思うのですが。パソコンが苦手な人にとっては利便性は向上するのでありがたい機能だと言えますね。最初の1回だけ、Siriを有効にするかどうかを聞かれます。タスクメニューのSiriアイコンをクリック後、マイクのボタンを押せば使えます。仮想環境のSierraもマイクを接続したら使えました。

図:仮想環境ではちょっともたついた

Optimized Storage

Macbook AirなどのSSD搭載モデルのマシンの場合、常に泣かされるのがストレージの残量。自分のマシンも256GBモデルとは言え、仮想環境や開発環境等を入れていると正直余裕はそこまでありません。ですので、普段からデータ類は全て外付けのHDDに保存して利用しています。Sierraからは容量不足に陥りそうになると、普段使っていないキャッシュファイルやインストーラファイル類などをiCloudに退避させてくれるようになります。

ただし、インストール方法の所でも話ましたが、iCloudは所詮5GBしかないわけです。しかもネットワークを介しての退避なので、パケット通信量も非常に気になる所。ですので、自分はオフにしています。使いたい場合には、

  1. 環境設定よりiCloudを開く
  2. iCloud Driveにチェックを入れる。
  3. となりにある「オプション」をクリック後に、Macストレージを最適化にチェックを入れて完了ボタンを押す。

自分は容量不足にならないように普段からデータ類は外付けHDDや小さな大容量USBメモリを刺して使ってるので、この機能を使うことはないと思います。

図:正直個人的には微妙な機能

ピクチャ・イン・ピクチャ

iTunesやSafari上でYoutubeを再生中に、動画画面だけを切り出して、画面の隅に於いて置ける機能です。昔から動画類を画面の隅に「最前面表示」で再生させながら、作業をしていた自分にとっては目新しい機能ではないのですが、これがiTunesやYoutubeでも利用できるというのは利点です。但し、Youtubeの場合この機能を利用出来るのは、Safari上でのみです。Chromeでは利用できません。

Youtubeで利用する場合は、右クリックを2回行うとサブメニューに「ピクチャ・イン・ピクチャにする」というメニューが出てくるので、これを選択するだけ。

図:Youtube以外対応していないみたいです。

※Chromeでこの機能を擬似的に実現する為には、Picture in Picure Viewerという拡張機能を入れて、chrome://flags/#enable-panelsより、デベロッパー ツールの試験運用版機能を有効にしなければなりません。

アプリのタブ化機能

ブラウザなどは既にもうマルチタブ化実装済みで、何個もタブを1つのウィンドウ内で開くなんて当たり前の機能になっていますが、ソレ以外のアプリケーションでは、個々のアプリで実装しなければなりませんでした。しかし、SierraからはOSレベルでタブ化機能が実装されているので、ほぼ全てのアプリで単一ウィンドウではなく、タブ化が出来ます。

  1. 今回はCotEditorをつかいました。2つウィンドウを起動します。
  2. メニューより、ウィンドウ⇒すべてのウィンドウを結合をクリック
  3. これでタブ化して1つのウィンドウに収まりました。

これは地味に便利です。

図:タブ化して2つのウィンドウを1つにまとめた

GateKeeperが強化された

OSXにもとより搭載されていた「未署名アプリ等は実行出来なくする機能」として、GateKeeperがありますが、Sierraからはデフォルトで、未署名アプリの実行やインストール自体ができなくなっています。また、そのままでは未署名アプリ等を動かしたくても、出来ません。設定自体が見えなくされているためです。セキュリティ強化の為なのですが、これではアプリ開発やフリーソフトなどを動かしたいと思っても制約になってしまいます。

自己責任となるわけなのですが、以下の手順でGateKeeperの機能を緩くすることが可能です。最も単純な方法は、「右クリックから開く」事です。これで一度警告された後には、もう一度実行しても開けるようになります。さらに緩くしたい場合にはターミナルより以下のコマンドを入力します。

元に戻す場合にはenableにします。

こうすることで、環境設定のセキュリティとプライバシーに於いて、「すべてのアプリケーションを許可」が表示され、選択出来るようになります。

図:これで全部のアプリが実行出来ますが・・・

※GateKeeperはランサムウェアやマルウェアの実行を防御してくれる機能なので、本来は未署名アプリを実行できるようにするのは問題ですので、通常はこの設定をしないで下さい。

その他

その他の新機能としては、

  1. Apple Watchでマシンのログインやロック解除が可能(指紋認証のほうがよほど便利。ロック解除に別のデバイスが必要という段階で、全然スマートでもなんでもない訳でして)
  2. 写真アプリがパワーアップしてる。フォトレタッチやエフェクト的な機能。
  3. Apple Payが使えるようになる
  4. メッセージアプリで絵文字が使えるようになった
  5. Apple Musicの利便性向上
  6. ステータスメニューの音量から、再生させるデバイスを選択できるようになった。
  7. pkgファイルを実行後、終了すると勝手にゴミ箱に直行するようになった。
  8. Windowsでいうところのウィンドウを端っこで揃えるスナップ機能が搭載。
  9. ステータスメニューのアイコンを自由に移動出来るようになった。
  10. 日本語入力システムの予測変換機能が強化された!?非常に鬱陶しい勝手に確定されてしまいます。Google日本語入力を使うようにします。
  11. Safari向け拡張機能をApp Storeで配信が出来るようになった。
  12. 廃止されてたRAIDアシスタントが復活した。
  13. 新ファイルシステムであるAPFSを現在テスト中。まだ正式リリースされていません。
  14. ディスクの検証と修復は、First Aidとして復活しました。
  15. Safariで同じファイルを複数ダウンロードすると、1個しかない。もう1個は勝手に削除される。
  16. 最新のmacOS Sierra 10.12.2より、新規にWindows7とWindows8もBootcampでインストールができるようになった。🌏 公式ソース

廃止されるもの

OSが新しくなるということは、Appleの場合結構色々バッサリと機能が廃止されるということでもあります。これまでも色々ありましたが、以下のような機能が今回も廃止されています。中には廃止されて当たり前というものも多いです。

  1. QuickTime APIが廃止。但し、QuickTime Player自体はまだ存在しているので、スクリーンキャプチャ等でアプリとして利用は可能。
  2. いくつかの有名所のサードパーティアプリが非対応(Adobe CS6シリーズ等)
  3. PPTPプロトコルによるVPN接続を廃止
  4. HFSファイルシステムのサポートを廃止。HFS+はまだ続行中。素材集でありがちなハイブリッドCDなどはマウントできなくなりました。
  5. Java6のサポートを廃止。但し、非公式ながらJava for OS X 2015-001はインストールして動かせるようです。
  6. Safariに於けるFlashやJavaなどのプラグインサポートをデフォルトで無効化。
  7. バッテリー残量表示の残り時間表示が廃止。Battery Widgetなどのアプリで代替する必要性あり。

トラブル対処

macOSはアップデートすると頻繁にソフトウェアが動かなくなるといったような現象や、マシンそのものの挙動が怪しくなるといった事が発生します。故に業務で使用するようなマシンの場合、おいそれとアップデートできないのですが、いくつか対処法がネットで挙げられています。ソフトウェア単位だと対処法は、作成者が対応版を出すのを待つというのがベストな選択肢ですが、それでもSierraを使いたいとなった場合、探すしかありません。

ハイブリッドCDが読めない

macOS SierraからHFSのサポートが廃止されたことに伴って、昔から売られてきたWindows/Macの両対応のハイブリッドCDと呼ばれるディスクがマウントできなくなりました。素材集やらフリーソフト集などで雑誌の付録についてたアレなども、ハイブリッドCDですね。最近はあまり見かけなくなった形式ではあるのですが、El Capitanからアップデートしたら素材集が使えなくなったという人も多いでしょう。

現在解決策としては以下のようなものがあります。試しに手持ちの1995年頃手に入れたお楽しみゲームパックvol.2で実験。

  1. macOS Sierraにてディスクを入れて、ディスクユーティリティから新規イメージ作成にてDMG形式で吸い出す。
  2. El Capitan以前でディスクの中身をコピーしておき、MacでCDRなどに焼き直して保存しておく。
  3. SheepShaverBasiliskIIなどのオールドMacエミュレータを使って取り出す。
  4. リモートディスクを使ってディスクを開く

ディスクユーティリティで吸い出し

まず1つ目を試してみました。ディスクユーティリティを起動し、左のパネルの何やら文字化けしたものを選択して、メニューより「ファイル」→「新規イメージ」そして、文字化けしたものからイメージを作成実行。暗号化なし読み取り専用でデスクトップにDMG形式で吸い出したら、無事に取り出せました。これがもっとも手軽でしょう。ただし、この方法は、見ての通り日本語は文字化けします。ファイル名も文字化けします。

図:ディスクラベルは文字化けてるけれど、吸い出せます

図:DMGファイルをマウントしてみた

仮想環境を使ってマウント

こういった時の定番の手法である仮想環境。手持ちのVMware Fusion 8.5にてMac OS X 10.9を用意して、マウントしてみました。こちらは完璧にマウントできました(当たり前ですが・・・)。文字化けもなく普通に取り出すことが可能です。多分、ParallelsでもVirtualBoxでも行けるでしょう。

図;仮想環境は非常に便利ですね。

オールドMacエミュレータで取り出す

やってみたのですが、SheepshaverやBasilliskIIはホストの機能を利用するようなので、CDを入れても何も起きませんでした。SheepShaver20140201を使ってMac OS 8.6を起動してみたのですが、マウントできませんでした。

図:期待したんですが残念でした。

リモートディスクを使って開く

光学ドライブを使わなくなって久しいわけなのですが、Macにはリモートディスクという機能が備わっています。光学ドライブを装備してる別のMacのドライブを拝借する機能です。以下の設定で使うことが可能です。当たり前ですが、光学ドライブ搭載側MacはEl Capitan以前でなければなりません。

  1. 光学ドライブを搭載してるMacにて、システムの環境設定を開く
  2. 共有にて「DVDまたはCD共有」をONにする
  3. macOS SierraにてFinderを開き、左のパネルからリモートディスクを開く
  4. 共有されてるディスクが出て来るので開く
  5. 右上の「使用を依頼」をクリックする
  6. 光学ドライブを搭載してるMacにて、依頼のメッセージが出るので、「受け付ける」をクリック
  7. すると、macOS Sierra側にリモートディスクとしてマウントされます。ただし、やっぱり文字化けしていますが。

図:リモートディスクのためにディスクを共有

図:リモートディスクを開いてみた

F7キーでカタカナ変換

クリーンインストールすると忘れがちなのがちょっとしたカスタマイズ。その一つが「F7キーでカタカナ変換」です。特にWindowsから移動してきた人は、日本語入力中にF7キーを押したりしたら、カタカナ変換されずになぜかiTunesが起動したなんてことに遭遇します。正直不便ですので設定しておきましょう。

  1. システム環境設定を開き、キーボードを開く
  2. キーボードタブ内の「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェックを入れる
  3. これでOK

図:もちろんF8キーでの半角変換も可

色々な動画のサムネイル表示したい

macOSでは動画ファイル類(MP4等)はサムネイル表示してくれるのですが、FLVやAVI、WMV等はMarvericksよりQTKitの廃止とPerianの終了にともなって表示されなくなってしまいました。サムネイルがないと結構不便で、ファイル名からだけだと何の動画なのかわからない事もしばしば。そこで、導入したいのがQLVideoというプラグインです。

  1. 最新版のQLVideoをダウンロードしてくる。現在、v1.87が最新版です。
  2. pkgファイルになってるので、ダブルクリックでインストール
  3. インストール完了したら、ターミナルを開く
  4. killAll Finderコマンドを実行して、Finderを再起動する
  5. これでサムネイル表示される。

アンインストールする場合には、以下のファイル類を削除すればOKです。

  • /Library/Application Support/QLVideo
  • /Library/QuickLook/Video.qlgenerator
  • /Library/Spotlight/Video.mdimporter

ゆっくろいどが動かない

Mac用テキスト読み上げソフトである「ゆっくろいど」ですが、Sierraに対応していないため、起動自体ができません。しかし、他に代替できるものがないので、動画内で説明を読ませるWavファイルを作るのに困っていました。そこで、Windows版の「棒読みちゃん」をCrossOver Mac 15で動かす方法を取りました。以下の手順で、動かせるようになりました。Wineでも同じように動かせるでしょう。仮想環境であれば、簡単に動かせますが、あえてWineを使いました。

  1. 棒読みちゃん0.1.10をダウンロードし、解凍する。
  2. MeCabをダウンロードしてくる。
  3. CrossOver Macに.Net Framework 3.5をインストールする(2.0もインストールが必要)
  4. 一旦、Wineの中のWindowsを再起動処理する
  5. ボトルはWindows8で作成する
  6. Wine構成を起動して、ライブラリに於いてmscoree.dllを削除する
  7. MeCabをボトルにインストールする
  8. ボトルのCドライブを開き、Program Files以下に棒読みちゃんのディレクトリを移動する。
  9. コマンドを実行にてボトル内の8.のBouyomiChan.exeを指定し、ランチャーに登録する。
  10. 棒読みちゃんを実行する
  11. 設定画面を開き、Socket通信をfalseにする
  12. これでテキストを入力して再生すれば読み上げ、ファイルに保存をすれば、output.wavとして保存できる。

図:棒読みちゃんは無事に動かせた

CUPS-PDFが動かない

Mac OS Xは標準でPDF出力の機能を持ち合わせてるので、Windowsほどではないのですが、やはりあると便利なのがPDFプリンタ。それまでCUPS-PDFがその地位を担っていたのですが、Sierraではインストール自体ができなくなってしまいました。そこでこれに変わるPDFプリンタドライバがVipriserです。こちらのほうがよりモダンな作りになっていて、Sierraにも対応、デフォルトの出力先はデスクトップになっています。以下の手順でインストールします。

  1. ダウンロードして解凍した中身をアプリケーションフォルダに入れる
  2. Vipriserを右クリックして開く。
  3. 何やらメッセージが出て色々指示をしてくるので従う。インストールが完了したらもう一度Vipriserを起動する
  4. そうすると、インストーラではなく今度は設定画面が出てくるので、出力先などを指定しておく。
  5. プリンタにVipriserが登録して待機してる状態に。
  6. 何かを印刷するときに、Vipriserを選ぶとPDF化して出力してくれます。

Chromeなどは自前でPDF化機能を持っているので、このプリンタドライバを使う必要はないのですが、他のアプリの印刷などでは活躍するでしょう。

図:とっても便利なPDFプリンター VipRiser

Xeroxの複合機を使う

事業所などで利用されてる複合機に於いてXeroxの複合機は非常に多く利用されてると思います。自分もXeroxのDocuCentre-IV C2263を利用していますが、XeroxはMacへの対応に於いてこれまでもすぐに対応されるので安心して使っています。しかし、その際に毎回ドライバのインストールで問い合わせ等もあったりします。知ってれば大したことではないのですが、知らないと混乱する部分があるので、以下に手順をまとめます。

  1. XeroxのサイトよりMac用ドライバーをダウンロードする(DMG形式)
  2. DMGファイルをダブルクリックして中に入ってるFuji Xerox Print Driver for Mac OS X Installer.pkgを実行
  3. 指示に従ってドライバーをインストールします。
  4. 次にシステム環境設定を開き、プリンタとスキャナ項目を開きます。
  5. 左下のパネルの+ボタンを押します。
  6. 追加ダイアログのデフォルトには同一LAN上に検出されたプリンター類が出てきますので、対象の複合機を選択する。IPで指定もできますし、Windows Workgroupでの指定も可能です。ちなみに、Xeroxのプリンタはbonjourでも検出されます。
  7. 下のドライバに於いてソフトウェアを選択をクリックします。
  8. FX Printer Driver for Mac OS X v1.5を選択します。
  9. これでインストール完了

混乱する部分ですが、IPで指定した際に自動で検出しドライバを選択してくれるのですが、これがNG。この時検出されたドライバは機種名も間違っていないので、あたかも使えそうに思えますが、この状態で印刷をすると、おかしな文字列が印刷された紙が何枚も出てきます。この問題はYosemite以前からあったのですが、その旨の説明がXeroxのページには一切なく、混乱する原因でした。

必ず手動でFX Printer Driver for Mac OS X v1.5を選択するようにしましょう。

図:自動検出は役に立たない

Mac自体の具合が悪い時

Mac自体が重いケースが多々あります。今回実機にもSierraをクリーンインストールし、移行アシスタントを使っての引き継ぎをしませんでしたが、現在自分のマシンは非常に軽快に動作しています。その場合、以下のいずれかの作業をすることで、軽快さを取り戻す事があります。ただし、これらは非常手段なので、負荷の原因になってるアプリケーションを取り除くなどのまずは対処をしても治らない場合にだけ、実行しましょう。

  • 電源を入れて、起動音の直後にCommandキー + Rキーを押しっぱなしにする。アップルのロゴが出たら、キーを離し、ディスクユーティリティを起動する。起動後に「First Aid」を実行する(macOSの復元
  • 電源を入れて、起動音の直後にShiftキーを押しっぱなしにする。アップルのロゴが出たら、キーを離す。(セーフモード
  • Commandキー + Optionキー + Pキー + Rキーを押しながら電源ボタンを押す。起動音が2回なったら離す。(NVRAMクリア
  • 左Shift + Control + Optionキーを押しながら電源ボタンを押して、起動させる(SMCリセット
  • Dキーを押しながら電源ボタンを押して、Apple Diagnosticsを起動させメンテナンスをする。

上書きアップデートだと重い、妙な不具合が出るケースが多いです。これら4つの修復コマンドはいざという時にも役立つので覚えておくと良いでしょう。

Sierraの動作を軽くする

Sierra自体、El Capitanから比べると重いと思います。しかし、色々チェックしてみると余計な機能が満載されており、それらを停止させることにより、相当軽量化が可能です。自分が試して実際に効果のあったものをここに列挙してみたいと思います。

通知関係をオフにする

通知機能自体はOSX 10.9の頃から搭載されていますが、色々と強化されてるようです。しかし、実際にはあまり利用しないというか、役に立たないのでそのほとんどをオフにしています。見た目は格好いいんですが、スマフォと違ってPCでは対してありがたい機能じゃないんですよね。なのでオフにしてしまいましょう。

  1. システム環境設定から通知を開く
  2. 通知を利用してるアプリが出てくるので、クリックする
  3. 通知スタイルをオフにし、その下の4つのチェックをすべてはずします。

図:スマフォで事足りるのでオフにします。

Dashboardを切る

Sierraからはデフォルトでオフになってるので、クリーンインストールした人は不要ですが、オンのままになってる人はオフにしたほうが良いでしょう。そもそも、今日日デスクトップガジェットなど流行らないのと、これもまた廃れて消えたジャンルの1つ。マシンのリソースを無駄にバックグラウンドで消費する元凶なのでオフにしてしまいましょう。

  1. システム環境設定よりMission Controlを開く
  2. Dashboardを切にする

図:まだ使ってる人いるんでしょうか・・・

拡張機能をオフにする

OSXにサードパーティ製の拡張機能を追加できるようになってるのですが、正直これも微妙。Dropboxは利用していますが、それ以外を入れたいと思わない。そこまで今PCにもう求められていない。なので、これら拡張機能をオフにしてしまいます。

  1. システム環境設定より拡張機能を開く
  2. 項目をひとつづず開き、チェックをはずします。自分は共有機能のほぼすべてをオフにしました。
  3. 今日の項目のウィジェットに関してはすべてはずしました。はっきり言って不要です。これは通知サイドバーの「今日」に表示されてるウィジェット類なのですが、無駄に通信もするのでオフ推奨。

図:ウィジェットはデフォルトでオンになってたりします。

半透明をやめる

無駄で見づらくなるので邪魔な機能の一つが、メニューやドック背景の半透明機能。視認性が悪くなるだけで完全に昔廃れた画面カスタマイズ系の機能なのですが、これも無駄にマシンリソースを消費します。オフにしてしまいます。

  1. システム環境設定よりアクセシビリティを開きます。
  2. ディスプレイ項目を開き、「視差効果を減らす」にチェックをする
  3. 同じくディスプレイ項目にて、「透明度を下げる」にチェックをする

図:半透明であるメリットはありません

ログイン項目を削除する

アプリケーションの中にはヘルパーアプリケーションとして、数々の起動時に常駐するものがあります。知らない間にホイホイ登録されていたりするので、これらを削除します。しかし、これらの中にはアプリ起動時に再び登録してしまう行儀の悪いものもあるので、完全削除は出来ません。

  1. システム環境設定よりユーザとグループを開く
  2. ログイン項目タブを開く
  3. 自動的に起動する項目が登録されてるので、選んで下の−ボタンを押します。

図:ほとんどのヘルパーアプリはいらないです

Avastを使ってる人は

ウイルス対策ソフトがMacでも一般的になってきました。しかし、これがおそらく最もシステムのパフォーマンスを下げてる原因です。自分の場合、ローカルでメールアプリを使っていないので、Avastを使ってはいますが、メールシールドをオフにしています。ファイルシステムとウェブに関しては必要なので、そのままです。

  1. メニューバーよりAvastのアイコンをクリックして、「アバストを開く」をクリック
  2. 設定を開く
  3. メールシールドの項目にある無効化のボタンをクリック

図:ブラウザでメール管理するので自分は無効化

Siriはオフにする

SierraよりいよいよmacOSにもSiriが搭載されましたが、正直使いません。理由はスマフォがあるから。なぜ、macに乗せてしまったのかはわかりませんが、特定のユーザ以外日常的にそもそも音声検索や音声での命令って使われていない(それはAndroidも同じ)。サイバーな感じが好きな人は良いのでしょうが、普通は自分の手を使ったほうが面倒じゃないので、オフにしておきましょう。

  1. システム環境設定よりSiriを開く
  2. Siriを有効にするのチェックを外す

図:音声での操作は面倒なだけです

ウィンドウアニメーションをやめる

ぬるぬる動く様々なアニメーション効果。最初のうちはなんとなく面白いのですが、毎日使う上では鬱陶しいことこの上ありません。しかしこれらの項目は簡単にオフには出来ません。ターミナルからコマンドを入力してオフにしなければならないので、注意が必要です。

※実行後は、ターミナルから「killall finder」にてFinderを再起動しましょう。

ネットワークドライブに.DS_Storeファイルを作らないようにする

ところかまわず作成される.DS_Storeファイル。ネットワークドライブでも作成されてしまいます。非表示項目のドットファイルなので気がつかないのですが、正直ネットワークドライブにまで作られると鬱陶しいので削除します(Windowsからは見えてしまいますしね)。ターミナルから以下のコマンドを入力します。

Google Public DNSを使う

有名なテクニックですが、参照するDNSをISPのものではなく、GoogleのPublic DNSにしてしまうと高速化が図れるかもしれません。ただしこれは使ってるルーターに対して行ったほうが便利かなと思います。ここではローカルマシンに対して設定する方法を記述します。ネットワークの通信に影響があります。

  1. システム環境設定よりネットワークを開きます。
  2. WiFiや有線LANの項目において、詳細をクリック
  3. 8.8.8.8を追加する
  4. 8.8.4.4も追加する
  5. OKボタンを押して閉じる

図:ISPのDNSより名前解決が早いとか

不要なDaemonを停止させる

macOSではWindowsで言うところのサービスはLaunchdと呼ばれる仕組みで、Daemonという形で登録し、バックグラウンドで稼働しています。しかし、不要なサービスが残って常駐していたりするケースがあります。これらは通常ターミナルから管理をするのですが、何が必要で登録されてるのかを確認するのには向いていません。そこでLaunchControlというツールを使って、一意に確認でき止めることが出来ます。似たようなものにLingonというツールがあり、どちらも有償ですが安価です。LingonはMac App Storeでも売られていますが古いバージョンのようです。

自分の場合、Sophos Anti Virusをインストールしようとして失敗したのですが、何故か本体とデーモンが残っていました。なのでこのツールで停止させました。

  1. LaunchControlを起動する
  2. 右上のプルダウンからGlobal Daemonを選ぶ
  3. 左にリストアップされてるのが現在登録され稼働してるDaemon一覧
  4. チェックをはずすと止めることが出来、削除するとLaunchdの登録から消去されます。

図:不要なDaemonを止めるのにとても便利

その他

  1. デスクトップにファイルをごちゃごちゃ置かない。置けば置くほどリソースを消費するので、整理しましょう。
  2. 不要なアプリ類は削除する。特にlaunchdに登録されてるようなものは、アクティビティモニタからじゃないと確認できないのに、常駐してたりするのでAppCleanerでとことん削除してしまいましょう。

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