昨年の夏、8月に大型アップデートを行ったWindows10ですが、安定性は増したものの、特にWindows7ユーザからのアップデートで多大な問題、強制アップデート問題、当たり前に出来ていた事ができなくなってる問題など、様々な問題を抱えてのアップデートでした。今回2017年4月5日(26:00)より手動アップデートということで、Windows10 Creators Update(Redstone2 – Build 1703)としてリリースされました。順次、Windows Updateにて配信予定となっていますが、全てのマシンに行き渡るには、1ヶ月ほど掛かるようです。また、ディスクの最低空き容量が8GBは必要なので、MobileやSurface使ってる人は注意です。

すでに、Insider Previewを利用してる人は、すでに最新のCreators Update相当のビルドになってるのではないかと思います。今回は過去のトラブルポイントが一体どのように変わり、そして最新版でどのようなトラブルが起きるのかといった検証を中心にまとめてみることにします。今回のアップデートによりフリーソフトなどで賄っていたいくつかの機能は、標準で装備されるようになっています。

  • ※少し前に話題になってた「いち早く手に入れる方法を確認しますか?」というインチキ情報(Insider Previewに飛ぶ)ですが、現在クリックすると、Update Assistantのページに飛ぶように変更されています
  • ※今回も高速スタートアップが勝手に有効になります。必ずオフにしましょう。全てのトラブルの原因です。
  • AmazonにてCreators Update適用済みのUSBメディア、オンラインコードが発売されました。
  • 4/11配信のKB4015583にてBuild 15063.138にアップデートされます。catalogはこちらから。

図:winverでのバージョン表示

目次

コンテンツ

事前準備と回復方法

大型アップデートというものは、ほぼトラブルがつきものです。にも関わらず、毎回事前準備をせずにアップデートを行い、そして毎度のように致命的なトラブルが発生し、最終的にクリーンインストールをする羽目になる(データは復元できない)という末路を辿る方が後を絶えません。大型アップデートを行うに当たっては、1)バックアップと回復策を作っておく 2)回復させるための手段を知っておく この2つが必須になります。今回のアップデートでも数々の不具合が続々と報告されておりますので、必ずこの2策は行う事が必須条件です。

また、MacTypeといった常駐するツール、Creators Updateに未対応のウイルスチェッカー類は事前にアンインストールしておきましょう。トラブルの原因です。

バックアップを取っておく

他社製バックアップソフトを使う

ここで言うバックアップは2種類。マシン内の重要なデータを外付けHDDなどにバックアップしておくこと。二つ目は、システムのイメージバックアップを取っておくことです。OSのアップデートを行い失敗した場合、最悪クリーンインストールをする羽目になります。その際にデータは全てクリアされますので、高度なテクニックを身に着けていない人は、HDDからデータの取り出しが出来ず、またクリーンインストールによって、全てのデータは消えることになります。

しかし、これら両方を講じておくことで、たとえシステムが破損しても、100%確実にデータを保全でき、尚且つ復元させる事が可能になります。特に後者のイメージバックアップは取得に時間が掛かり、また大容量HDDを別に用意する必要があるので、手間を惜しんでやらない人が多数見かけますが、失敗した場合のリスクに見合う手間ですので、惜しまずにイメージバックアップを取りましょう。ちなみに自分は、Acronis TrueImageを利用してバックアップを定期的に取得しています。他社製のEaseUS ToDo Backupでの事例はこちらのページに記載していますので、参考にして下さい。

Windows10標準のバックアップソフトを使う

Windows10には、イメージバックアップソフトウェアが標準で搭載されていますので、そちらを使う方法があります。USB回復ドライブからの修復にも対応しています。但し、NTFSにしかバックアップが出来ない、環境によっては使えないなどあまり優秀ではありません。

  1. 設定アプリを開き、更新とセキュリティを開く
  2. 左サイドバーのバックアップを開き、バックアップと復元に移動をクリック。
  3. 左パネルにある「システムイメージの作成」をクリック
  4. バックアップ先は、内部のディスクではなく、外付けの大容量HDDを用意しましょう。自分の環境の場合、およそ80GBほど必要でした(Cドライブの使用済み容量そのものです)
  5. 次へ進んでバックアップ開始

図:Windows10に付属のOS標準イメージバックアップ

これで終わりではありません。バックアップから復元する為のシステム修復ディスクを作りましょう。

  1. 同じバックアップと復元の画面で今度は「システム修復ディスクの作成」をクリック
  2. DVD-Rを用意して、差し込み作成開始

システム修復ディスクの他にUSBメモリを使った回復ディスクの作成でもシステムの復元が出来ますのでこちらの手段をとってもOKです。回復ドライブの作成手順は次項の回復手段を作っておくを御覧ください。

回復手段を作っておく

イメージバックアップがあれば回復手段は確保してるに等しいですが、それとは別にリカバリディスクをつくっておくのが定石です。稀にイメージバックアップからの復元に失敗して途方にくれるなどの現象にぶつかる人もいたりしますので、もしいま現在まだにUSB回復ドライブを作っていない人がいましたら、必ずこの段階で作成をしておきましょう。

Windows10をインストールして、システムの復元もONにし、バックアップも取ってる。ここまでやっていれば確かにある程度安心なのですが、最終的にはクリーンインストールや修復に役に立つのは、DVDやUSBメモリに作成しておいた起動用ディスクです。Mac OS XではLionよりUSBメモリに起動修復用ディスクを作れるようになり、ディスクレスになりましたが、Windows10でも作れます。いわゆるリカバリーディスクですね。

用意するのはUSBメモリ1本。但し容量なのですが、作成するディスクによって変わります。システムファイルを回復ドライブにバックアップを指定した場合には、容量が跳ね上がりますので、16GB以上。そうではない場合には8GB以上のUSBメモリを購入すると良いでしょう。基本的にはOSと各種ドライバが入ってる状態になります。作り方の手順は以下の通りです。

※回復パーティションを削除してるケースの場合、システムバックアップが存在しないので、基本的なリカバリディスクの作成のみになります。

  1. タスクバーの検索窓より、「回復」と入力し、出てきた候補の中から、「回復ドライブの作成」を選択する
  2. システムファイルを回復ドライブにバックアップすると選択すると要求されるドライブのサイズが跳ね上がります。容量に余裕がある人はこのチェックをしましょう。そうではない場合には、チェックを外します。
  3. 次へ進むと、USBフラッシュメモリを要求されるので接続します。ドライブを選択して、次へ進みます。
  4. USBメモリ上のファイルは何もかもクリアされますので、注意して下さい。
  5. 最後に回復パーティションを削除するリンクが出ますが、基本的にはクリックしないで下さい。とくにシステムファイルを回復ドライブにバックアップするにチェックを入れていない場合には。

USB2.0メモリ[Mac/Win/Linux] JetFlash 520G (32GB・ゴールド) TS32GJF520G

回復させるための手段

システムの調子がオカシイ場合の回復手段を知っておくことも重要です。必ずしもバックアップからの復元やシステムの復元を実行せずとも回復させることが出来る場合もあります。イメージバックアップからの回復手段はそれぞれのバックアップソフトに用意されてる手段を使いましょう。ここでは、コマンドラインから修復を実行する方法と、USB回復ドライブからの回復手法について記述しておきます。

まずは問題を調査する

何が問題で、動作不良に陥ってるのか?を調査しましょう。調査したといっても、エラーコードが意味不明であったり、説明文が理解できない等ありますが、その内容はコミュニティでの質問や、またエラーコード、エラー文章そのままで検索を行うと、解決方法が見つかりやすいです。これらのエラーはダイアログとしてポップアップされることもありますが、されないことも多々あり、これらを見つける為の手段が以下のツールです。

イベントビューアでエラーを確認する

イベントビューアは、PC上で起きてる様々な問題やエラー内容がつぶさに記録されています。この中で注目すべきは、❌などがついてる赤アイコンの「エラー」記録。特に「重大」とついてるものは、システムのフリーズなどを招いた場合の致命的なエラーを示しています。代表的な一例はデイバスドライバの不具合等で起きる、Windows7時代より有名なKernel Power 41。どのデバイスなのかはこれでは特定が難しいですが、大抵の場合、WiFiやグラフィックカードなどのデバイスがそれですが、ソレ以外でもKP41は出たりするので、ひとつずつ丁寧に原因をしらべましょう。以下の手順で見てみましょう。

  1. タスクバーの検索窓より「イベントビューア」と入れて実行する
  2. 左サイドバーより、Windowsログを開き、システムを開く(SetupやApplicationなどジャンル分けされてるので、そちらも見ておきましょう)
  3. システムにはデバドラやOS自体が原因の問題が記録されています。この中でエラーや重大なものを見つけます。右サイドバーでフィルタや、カスタムなビューを作ることも可能。
  4. 右パネルの現在のログをフィルタをクリックしてみる
  5. 出てきたダイアログで、「重大」と「エラー」にチェックを入れて、OKを押して見る
  6. 時刻などから、推測しターゲットのエラーを見つけ出す。
  7. エラー内容から問題を探し出す

自分の場合、直前に最新のnVidia GeForce GTXのドライバを入れたのが原因でした。以前のドライバに復元したところ、現在は快調でKP41は出なくなりました。

図:メモリや電源自体が原因の事もあります。

信頼性モニターで確認する

信頼性モニターはイベントビューアをもうちょっと視覚化し、簡易化したものです。但しイベントビューアよりも簡易化されてるので問題の追跡は少々しにくい。日付や対象のexeなどアプリケーションエラーの追跡はしやすい。普段はこれを使って、詳細を調べるのにイベントビューアを使うと良いでしょう。ショートカットをデスクトップに作っておくと便利です。

  1. タスクバーの検索窓より「信頼性モニター」を検索して実行
  2. 信頼性モニターが見られます。
  3. デスクトップで右クリック⇒新規作成⇒ショートカットを実行
  4. perfmon.exe /relを入力してOK
  5. ショートカットが作られます。

図:時系列で閲覧しやすい

Blue Screen Of Deathの場合

突然画面に青いスクリーンでエラーコードと説明文だけが表示され、PCが停止してしまうことがあります。通称ブルースクリーンオブデスと呼ばれるもので、場合によっては深刻なダメージの場合もあります。このエラーが出た場合には、いきなり電源をシャットダウンせず、HDDのアクセスランプが点灯していない事を確認して、電源ボタン長押しで強制シャットダウンするか?リセットボタンがあるなら、リセットボタンを押して、再起動が必要です(再起動で直すこともありますが、治らない場合には、セーフモードでの起動やリカバリなどが必要です)。

このエラー画面はQRコード付きで、エラーコードと説明文がでますので、紙にでも控えておきます。このコードで検索すると解決策が得られるかもしれません。有名所のエラーはこのサイトにも解決法とともに記述してあるので、検索窓から検索してみてください。

図:QRコードで該当の解説ページに飛べますが・・

コマンドラインからのシステム修復

Windows8よりシステムの修復関係は大幅に変わりました。それまでのシステムの復元以外にもコマンドラインから修復を試みる手段が増えているので、Windows7までのユーザからすると、より修復する選択肢が増えています。しかし、どれをどの手順でやったら良いのか?となると、手が出しにくいですね。ましてや、システムは取り敢えず起動するけれど、何か調子がオカシイ時となると。

ということで、システムの状態チェックと修復に関しては以下の順番で行うと良いという手順をまとめてみました。以下青文字は全て、管理者権限でコマンドラインから実行します。

  1. chkdsk c: /f – 通常のチェックディスクです。これはファイルというより、かつてのスキャンディスクですね。
  2. sfc /scannow – 大抵はこれで修復できる。しかし、一部修復できなかったとメッセージが出ることがある。そんな時はセーフモードで同じコマンドを実行してみる。
  3. DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth – 2.でも修復出来なかった場合に実行。100%に到達するまで待つ。20%付近でやたら進捗しなくなりますが、そういうものなので、耐える。結構時間がかかります。ほぼ、これで修復が可能です。但し、このコマンドはセーフモードでの実行は出来ません。
  4. 3.において、ソースファイルが見つかりませんでしたというエラーの場合には、こちらを参照
  5. 3.実行後に、エラー項目がなければ、再度、sfc /scannowを実行し、Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでしたと出れば修復成功です。
  6. それでも治らない場合には、システムの復元を実行しましょう。
  7. それでもダメな場合結構致命的な可能性があります。セーフモードより、イメージでシステムを回復や、事前に作っておいた回復ディスクより回復などを行う必要性があるかもしれません。
  8. 最悪の場合はOSの初期化 or 再インストールとなります。
  9. もし、1.で重大な問題が出た場合には、chkdsk c: /rにて、フルのチェックディスクが実行出来ます。かなり時間がかかります。

USB回復ドライブからの復旧

USB回復ドライブは、マシン単体でシステムを起動できなくなった時の最後の手段です。様々な要因でWindowsが起動しなくなったり、BIOS画面になんども戻されるループ状態になった場合には、用意しておいたUSB回復ドライブを利用して様々な復旧をさせることが出来ます。USB回復ドライブでは、システムの復元、コマンドラインからの復元、回復パーティションからの修復などが利用できるようになっています。例えば「ドライブがロックされている」という最悪の現象が起きたら、まずは以下のMBRの修復から試しましょう。

  1. USB回復ドライブを使ってシステム回復オプションを起動する(予めUSBキーからブート出来るようにBIOSの設定を変えておきましょう)
  2. 起動したら、コマンドプロンプトを起動します。
  3. bootrec /Rebuildbcdを入力し実行する
  4. bootrec /fixbootを入力し実行する(GPTの場合)
  5. bootrec /fixmbrを入力し実行する(MBRの場合)
  6. 再起動する

これで治らない場合、MBRの破損ではありません。OS自体の修復が必要になります。回復ディスクからシステムの復元と初期化が出来ない状態でしたので以下の方法を取りました。

  1. BIOS画面よりセキュアブートをオフにした
  2. 起動順番をHDDの次にUSBキーにセットした
  3. BIOSを保存しリセット実行。USBメモリの回復ディスクから起動させる
  4. 今回はシステムイメージはローカルドライブに取ってあったので、「イメージでシステムを回復」を実行してみた
  5. 無事に復元完了し、Windows10が起動した。
  6. BIOS画面でセキュアブートをオンに戻した(これ重要)

更新阻止と復元

Creators UpdateよりWindows Updateに関してしばらく遅らせることが出来るようになりました。また、アップデートしたはいいものの、不具合が厳しすぎるので元に戻したいという人もいるでしょう。その際の復元方法を記述しておきます。復元方法が用意されているとはいえ、前項のイメージバックアップはきちんと取っておきましょう。Windows10標準の復元機能は失敗する事があります(また、標準機能での復元可能期間は10日間だけです)。

更新を遅らせたり阻止する手段

標準機能で更新を遅らせる方法

Windows10 Pro以上(homeはダメです)では、4ヶ月だけ延期する機能がついています。

  1. 設定アプリを開き、更新とセキュリティを開く
  2. Windows Updateの項目に於いて、詳細オプションをクリックします。
  3. 機能の更新を延期するにチェックする

これでOKです。Creators Updateからは更に細かく設定が可能になっています。

手動更新への変更

Windows10 Pro以上(homeはダメです)では、グループポリシー設定が出来る為、Windows Updateを手動更新に変更する事が可能です。企業内でWindows10を使用するならば必須の設定と言えると思います。以下に手動更新に変更する手順を記します。ゲーム等やる人も、勝手に後ろでアップデートが始まって重くなる等が避けられるので、オススメです。但し手動なので、自分で意識してアップデート実行しないといけません。

show and hideツールはどうやら、現在も利用可能のようです。先程試したところ、最新の更新パッチのアップデートを阻止出来ました。ドライバー類も阻止できてると思います。

図:最新パッチ類のアップデートを阻止してみた

以下の設定を元に戻す場合には、「未構成」にして、再起動しないと戻りません。

  1. タスクバーの検索ボックスより、gpedit.mscと入力し、グループポリシーエディタを起動する
  2. コンピュータの構成の中の管理用テンプレートを開く
  3. Windowsコンポーネントの中の「Windows Update」の項目を開く
  4. windows updateの電源管理を有効にして、システムのスリープ状態が自動的に解除され、スケジュールされた更新がインストールされるようにする」を無効にする
  5. スケジュールされた時刻に常に自動的に再起動する」を無効にする
  6. 自動更新を構成する」を無効にする
  7. これで、設定⇒更新とセキュリティ⇒Windows Updateの中の詳細オプション画面が、「一部の設定は組織によって管理されています」に変更されます。
  8. アップデートは自分で「更新プログラムのチェック」ボタンを押さないと、アップデートは実行されません。

gpedit

図:gpeditで設定を変更中の画面

updatenon

図:手動更新へと変わった詳細オプション画面

Windows Updateサービスを停止する

これは本来はすべきではないものですが、Windows Updateサービスそのものを停止させてしまう方法です。アップデートサービス自体が停止するので、アップデートを阻止できますが、同時に様々なセキュリティパッチの提供も受けることができなくなります。Windows10は取得するパッチ類を選べないので、あくまでも一時的な方法とすべきものです。以下の手順で停止が可能です。

  1. コントロールパネルを開き、管理ツールを開く。
  2. サービスを開く
  3. Windows Updateを右クリックし、プロパティを開く。
  4. スタートアップの種類を「無効」にし、適用ボタンを押す(デフォルトは手動)。

これでOK。同じことをワンクリックで実現できるツールが提供されているので、そちらを利用しても良いでしょう。但し、そのままでPCをずっと運用するのは避けましょう。

図:本来はやるべきではない事です。

標準機能の復元

アップデートから10日間だけ、以前のバージョンに戻す事が可能です。但し、新規 にアカウントを追加している場合、前のバージョンに戻せないという制約があります。また、マシンの環境によっては、以前のバージョンに戻せず途方に暮れるという事が過去にありました。したがって、別途バックアップソフトでイメージバックアップを取っておくべきです。以下の手順で元に戻します。

👀 注意点として、これとは別に存在してる「システムの復元」ですが、前のOSに戻すのにシステムの復元からの復元は使ってはいけません。壊れます。このシステムの復元は同じOSバージョン上でトラブルがあった場合に、以前の状態に戻す為のもので、大規模アップデートの場合はOSバージョン自体が異なるので、アプデ後にシステムの復元が無効化されてるのは、これが理由です。

※ディスクのクリーンアップでアップデートファイル類を削除してしまうと、前のバージョンに戻せなくなります。

  1. 設定アプリを開き、更新とセキュリティを開く
  2. 左サイドバーで回復をクリックする
  3. 前のバージョンのWindows10に戻すの項目の「開始する」をクリックする
  4. 指示に従い処理をすれば、以前のバージョンのOSに戻せるかと思います。
  5. これで駄目な場合は、事前に取得しておいたイメージバックアップから復元をしましょう。

図:10日間経過すると消えます

アップデート

アップデート方法は四種類あり、Update Assistantで先行してCreators Updateさせる事が可能になっています。一番下のほうにInsider Previewに関するリンクをまとめておきました。参考にしてみてください。すでにTechnetにもISOファイルがアップロードされてるようです。インストーラを起動すると、更新プログラムのダウンロードからまず始まります。すでに更新プログラムKB4016251(Cumulative Updates KB4016251, KB4016252 for Windows 10 1703)リリースされており、インストール後にWindows 10 Build 15063.13となります。2回ほど再起動を繰り返し完了となります。アップデートまでかなりの時間が掛かるので注意が必要です。

Update Assistantを利用した方法

Creators Update Assistantとは、先行してWindows10の最新版を導入する為のインストールツールであり、公式ブログでその旨がアナウンスされています。Anniversary Updateの時にもリリースされていました。このリンクをクリックすると、Windows10Upgrade28085.exeがダウンロードされます。アップデート手順は以下の通りです。

  1. Windows10Upgrade28085.exeを実行する
  2. 今すぐ更新をクリック。次へクリックする。
  3. しばらく待つと勝手にアップデートが開始される。

図:Update Assistantを起動した様子

Media Creation Toolを利用した方法

Media Creation Toolを使った場合の手順は以下の通りです。ISOファイルを作成することも可能になっています。バージョンは、10.0.15063.0になってるか確認してから実行しましょう。確認方法は、exeを右クリックして、プロパティ⇒詳細タブを開くと確認可能です。

  1. MediaCreationTool.exeをダブルクリックして起動する
  2. ライセンス条項の画面が出るので、同意するボタンを押す。
  3. 通常は、「このPCをアップグレードする」を実行すれば良いです。Windows Update同様の作業が自動で進められます。普通の手順はここで終了です。
  4. 他のPC用にインストールメディアを作るを選択した場合、ISOファイルの作成を行います。
  5. 前回より32bitも64bitも、さらには両方同梱バージョンのISOも作成できます。
  6. ISOとして保存するか?USBメモリに保存するかを選択可能です。
  7. ISOファイルで保存したりUSBで保存した場合には、中に入ってsetup.exeを実行すると、アップデートが実行されます。

isomaker

図:Media Creation ToolでISO作成中の画面

図:Media Creation Toolのバージョン情報

Windows Updateを利用した方法

4月12日2:00より、順次配信開始予定です。普通に、Windows Updateをする事で(基本的に自動ですが)、アップデートがなされます。先送りの出来ないHomeエディションのユーザは事前にイメージバックアップやUSB回復ドライブをつくっておき、HDD内の大切なデータは外部HDDなどにバックアップをはじめておくべきでしょう。

図:手動更新だと上部に赤字のメッセージが表示される

ISOファイルからアップデートする方法

ISOファイルも4月5日より配布されました。いつものようにオカシナ設定がウェブサイトにされているので、以下の手順でダウンロードします。

  1. Google ChromeにUser Agent Swicherを追加する。
  2. User AgentをSafari7に変更する
  3. ISO配布ページにアクセスする
  4. エディションの選択で、Creators Update の普通のWindows10を選び確認ボタンを押す
  5. 言語は日本語を選び、確認ボタンを押す。
  6. 32bitか?64bitのリンクをクリックすると、ISOファイルがダウンロードされる。(64bit版はWin10_1703_Japanese_x64.isoというファイル名になっています)

図:エディション選択画面

VMwareにインストールしてみた

VMware Workstation 12.5.5上のWindows10 Anniversary Updateの仮想環境にCreators UpdateのISOファイルをマウントさせて、setup.exeを実行し、アップデートを実行してみました。仮想環境設定は以下のような感じ

  • CPU – 2コア
  • RAM – 3GB
  • VRAM – 1GB
  • HDD – 60GB

入れてみた感想ですが、現時点で致命的な障害は発生していません(一部でネットワークの設定に於いてブリッジだと不具合有りという報告もあります)。但し、過去にもあった設定がデフォルトに戻されるなどはいくつか確認しています。動作に重さを感じる事はなく、MacのVMware Fusion 8にもインストールしてみましたが、問題なく運用出来ています(Tools再インストールしましょう)。起動直後に少々重さを感じたのは、インデックスサービスが動いて再度インデックス作業をしてる為であり、落ち着けばこの重さはなくなります。

一方で、MacのParallels11.xおよび12.xではCreators Updateを行うと起動しなくなる現象が報告されています。「グラフィック」→「詳細設定」→「3Dアクセラレーション」を無効にする事で起動が出来るという事なので、ドライバー側の問題かもしれません。

※その後、Parallelsでは最新版にアップデート(12.2.0)にしてからアップデートしないと起動できなくなるというレポートが上がっていますので、予定のある方は、アップデートしてから実行しましょう。

図:Creators Updateセットアップ画面

図:VMware Fusion8でもバッチリ動作

ツイッター上の声


Creators Updateの新機能

今回のアップデートは、Creators Updateという事なので、正直な所ゲーマー向けアップデートや、Paint3DやWindows Inkなどが中心で、ビジネスユースとしては特段美味しいアップデートで肝になるようなアップデートはありません。それ故に正直な印象、かなり地味なバグフィックスを中心としたものとなっています。しかし、Anniversary Updateよりも安定したという前評判があり、バグフィックスがどれくらい進み安定化したのか?によっては、いよいよ企業での利用にも耐えられるかどうか?今回はそんなターニングポイントになるのではないかと思われます。Windows Updateで勝手にインストール後再起動してなんていうトラブルがなくなった点は評価出来るのではないかと(というか、以前はそれが当たり前だったのですが)。

システム面でのアップデート

高DPIスケーリングに対応

Creators Updateよりアプリケーションの高DPIスケーリングに対応しました。古いアプリケーションなどに於いて、高DPIに対応していないアプリケーションのフォント表示が綺麗に表示されるようになりました。また、マルチディスプレイ等において、異なるDPIのディスプレイに於いても、高DPIスケーリングするようになり、きれいなUIとなります。但し、ビットマップ表示やGDI+、DirectXでの表示に関しては対応外となってるようです。高DPI対応させたい場合の手順は以下の通りです。IEやWin32のコモンダイアログなども対応しています。

  1. 対象のアプリケーションを右クリック⇒プロパティを開く
  2. 互換性タブを開き、「高いDPIスケールの動作を上書きします」にチェックを入れる
  3. 拡大縮小の実行元はシステム(拡張)を選びます。

ついでに、cleartypeの設定などもしておくとベストです。以下に手順を。

  1. タスクバーの検索窓より「cleartype」と検索すると「Cleartypeの調整」というコントロールパネルが出てきます。
  2. 実行し、Cleartypeを有効にするにチェックを入れて進みます。
  3. 自分にとってどちらがより見えやすいかを選択して行きます。
  4. これでOK

cleartype

図:cleartypeの設定

図:この設定を有効にしましょう。

 

左:高DPI対応 右:非対応

スタートメニューにタイルフォルダー機能

iOSやAndroidなどは、アプリを掴んで重ねるとフォルダにまとめてくれます。ソレと同じ機能がスタートメニューのタイルに対して装備されました。使い方は全く同じで、スタートメニューにピン留めしてるタイルを掴んで重ねて離せばOK。これまでは、ただ漫然とタイルが並ぶ使い勝手の悪い状態でしたが、これでだいぶ改善されたのではないかと思います。また、その他の改善項目として、以下の設定を行うと、スタートメニューにアプリ一覧が出てこなくなるようになります。

  1. 設定アプリを開き、個人用設定を開きます。
  2. スタートを開き、アプリの一覧を表示するをオフにすると、一覧表示はなくなります。

図:自分は不便なのでClassic Shell使っています

タイトルバーの色指定にカスタム色を追加

これまで、タイトルバーの色は、Windows10で用意されている色しか指定する事ができませんでした。レジストリの変更や、Winaero Tweakerを使う事でカスタムカラーを指定することは出来ていたのですが、今回のCreators Updasteよりカスタム色を追加して、指定できるようになりました。また、これまでコントロールパネルからアクセスできた「色とデザイン」はなくなりました。但し現時点でも非アクティブウィンドウのタイトルバーの色は白いままで、設定画面からは指定できません(非アクティブウィンドウのタイトルバーの色変更についてはこちらを参照)。カスタム色追加方法は以下の手順。

  1. 設定アプリを開き、個人用設定を開く。
  2. 左サイドバーより色を開き、色を選択する項目の下の「カスタム色」をクリックする
  3. 色を選択します。但しタイトルバーのみというカラーリングの変更にはならないようです。色々連動して変わります。

図:タイトルバーの色以外も変わっちゃうようです。

ゲームモード

今回のアップデートはゲーム対応が多いのですが、その1つがゲームモード。ゲームを実行している時には、そのゲームに対してCPUやGPUのリソースを最優先で割り振り、フレームレートアップなど様々なチューニングがされるモードです。アップデート後にデフォルトでONになっています。Win32およびUWPのアプリケーションが対象になります。以下の手順でオン・オフができます。但し、実際にはパフォーマンスが向上するどころか、下がったり、未対応のゲームだからなのか?別にFPS向上したりとかはなかったです。

  1. 設定アプリを開く
  2. ゲームを開く(今回より追加されています)
  3. 左サイドバーのゲームモードを開く
  4. ゲームモードを使用するのスイッチをオンオフする。
  5. 対象のゲームで、Winキー+Gでゲームバーを出す。
  6. 設定から適応するを選ぶと反映されるようになる。

図:ここをONにしただけでは適用されません

ゲーム実況配信機能

今回のゲーム対応の1つとして登場した機能なのですが、正直な所、現時点では使い物になりません。Beamと呼ばれる会社を買収して装備した機能のようなのですが、日本でゲーム実況でメジャーなYoutube Liveやニコ生、ツイキャスに対応していません(Beamのサイト自体はOBS&FTLなどに対応してる)。よって、これらのサイトで配信となった場合には、OBS Studioで引き続き実況配信となりますね。また、肝心の配信機能はWinキー + Gで配信ボタンを押せば始まるのですが、以下の設定がオフの場合、問題が発生したとなって、配信が出来ません。よって、Beamで配信したい場合には以下の設定をする必要があります。(事前に機能を有効にしないと出来ない点が結構あるので、面倒です。)

  1. XBOXアプリで事前にMSアカウントでログインしておく必要があります。毎回、XBOXアプリを起動しないと、ゲームバーが出てこないです。
  2. 設定アプリを開き、プライバシーを開く。
  3. バックグラウンドアプリを開きます。
  4. アプリのバックグラウンド実行を許可するをオンにする
  5. XBOXアプリ等を許可してあげます。
  6. 配信サイトURLは、https://beam.pro/に自分のニックネームがついたアドレスになります。kinoko2017ならば、https://beam.pro/kinoko2017となるわけです。
  7. 配信サイトでコメントをする場合、別途アカウントをユーザは作らなければなりません。
  8. 小さなウィンドウが出るので、そこでチャットの状況や配信状況を確認出来る。
  9. 配信タイトルや内容はWindows10から設定する場所が見当たらない。ウェブ上からじゃないと出来ないのか?

※実際に、2つほどゲームを配信テストしてみました。配信しながらBeamのサイトを開き、配信状況を見るというテストをしたのですが、遅延は0.5秒未満。配信しながら配信動画を見ても、ラグったりせずに見られました。配信クオリティは標準で行ったので、高画質ならば高速回線とハイスペックなマシンが必要でしょう。

※別にゲームでなくとも配信が可能です。例えば、Excel起動して操作してる様子を配信も可能。Winキー+Gを押せばどんなアプリでもゲームバーが出ます。

図:バックグラウンド実行を許可してあげないと駄目

話によるとこれまでの配信アプリと違い非常に遅延が少ないという事なのですが、

図:Win+Gキーで左下のバーが出てくる。

図:パラボラアイコンをクリックして、配信開始

図:配信サイトでの閲覧状況

夜間モード

最近のスマフォや最新のノートPCやタブレットなどにもはや標準で搭載されてたりするブルーライトカット。ただでさえ目が悪くなり、遠くのものに焦点が合わなくなるなどの社会病としてもココ最近話題になっている青色光ですが、視力の極端な低下、目の遠近調節機能の低下、不眠症誘発の原因など、まだ科学的にコレという具合に解明されていないのですが、悪いものとして扱われています。今回のCreators Updateでもこれに準じる夜間モードと呼ばれる機能が搭載されており、青色をカットしオレンジ色中心のカラーモードになるものが搭載されています。macOS 10.12.4でもNight Shiftという名称で搭載されています。

スケジュール機能もついており、ある時間帯だけ自動的に夜間モードが適用されるようになるようです。この夜間モードの設定手順は以下の通りです。ただし、なんかスケジュール通りきちんと動作しない事があるようです。似たようなことを実現出来るフリーソフトにf.luxというものがあり、MacやLinux、AndroidやiPhone向けにもリリースされています。

  1. 設定アプリを開き、システムを開きます。
  2. ディスプレイの項目にて、「夜間モード」をオンにします。
  3. すぐ下の夜間モード設定をクリックします。
  4. 色温度をスライダーで調整します。
  5. 夜間モードのスケジュールをオンにすると時間帯で設定できます。モバイルデバイスの場合はGPSでも設定可能。
  6. 時間帯を指定します。

※この夜間モードですが、設定してるのに勝手に解除されたり、全く夜間モードに切り替わらなかったりします。

図:オレンジ色が濃すぎるのもどうかと思います。

ダイナミックロック機能

今回主にPC向け!?という事で搭載されたものの1つとして、ダイナミックロックという機能があります。これは、PCとスマートフォンをペアリングし、スマートフォンを持って席を離れると30秒後に自動でPCにロックが掛かるという機能です。スマートフォンは別にWindows Mobileでなくとも、Androidでも可能のようですので、今回手持ちのZenfone3を使い、またBluetoothデバイスとしてPC側にGreen HouseのGH-BHDA42というBluetoothアダプタを追加してテストしてみました。特に追加のデバイスドライバなどは入れていません(デバイスマネージャからはきちんとBTアダプタは認識しました)。

まずは、Zenfone3とWindowsとをペアリングしなければなりません。

  1. 設定アプリを開き、デバイスを開きます。
  2. Bluetoothをオンにします。
  3. Zenfone3側もBluetoothをオンにします。すると、コンピュータ名が出て来るので、タップします。この時、Zenfone側にはペア設定コードが出てるはずです。
  4. Windows側に通知が来ますので、クリックします。ペア設定コードと一致してるか聞いてくるので、OKとします。
  5. Zenfone3側もペア設定を押します。すると、ペアリングが成功します。

次にダイナミックロックの設定をします。

  1. 設定アプリを開き、アカウントを開きます。
  2. サインインオプションを開きます。動的ロックという項目がみつかります。
  3. デバイスを自動的にロックすることを許可するにチェックを入れます。

この状態で、スマートフォンを持って席を離れてみたり、スマフォ側をスリープさせてみたりしました。およそ30秒後にロックされました。成功です。便利かどうかは意見が分かれますし、Windows Helloという認証システムも別に存在してるので、会社等で使うのであれば後者のほうがセキュリティ的にはよろしいかと思います(指紋認証や虹彩認証があり、サイバーな感じで格好いいです)。

図:動的ロックにチェックをしてる様子

アップデートの延期機能強化

Creators Updateより、Windows10 Pro以上はアップデートの延期機能が強化されました。それまでは、グループポリシーエディタで設定していたようなものをGUIから明確に指定することができ、最大で大型アップデートは最大8ヶ月延期(CBBと言います)出来るようになりました。

下記の図のようにデフォルトはCurrent BranchでこれをCurrent Branch for Businessに変更すればOKです。また、機能追加や品質更新それぞれのアップデートについて、指定日数で延期が可能になっています。Current Branchは延期ではなくリリース直後に適用になります。企業で運用する場合には、WSUS環境を構築して、クライアント端末へのアップデート適用を制御すべきでしょう。

図:グループポリシーエディタからでなくても指定出来るようになった

アクティブ時間の拡大と再起動条件の変更

これまで、Windows Updateが実行されて再起動されないようにするためのアクティブ時間の指定が12時間しかできなかったものが、18時間まで指定出来るように変更されました。また、それまでは問答無用で再起動されていましたが、今回のCreators Updateより一応「再起動していいですか?」と確認するようになっています。但し確認はオプション扱いになってるので、オンにしないと、やっぱり強制再起動されますので注意。設定の仕方は以下の通り。企業で使うなら必須の設定ですね。

※ただ、この通知なのですが、タスクバーと被っていて押しにくいものになってます。

  1. 設定アプリを開き、更新とセキュリティを開く。
  2. Windows Updateの中にあるアクティブ時間の設定を開く。
  3. 最大18時間設定が可能なので、設定しておきます。
  4. 保存を押して、戻ります。
  5. 再起動のオプションをクリックします。
  6. 追加の通知を表示の中にある項目をオンにします。これで再起動前に通知が送られてきます。

図:追加の通知設定は行っておきましょう。

図:再起動を促す通知がきました。

パブリックネットワークではNASにアクセスできない

既にKB3178467(MS16-110)としてパッチが配信されているものなのですが、今回のCreators Updateにも含まれている内容です。このアップデートパッチによって、これまでログイン情報を自動的に送信し、パブリックネットワーク上でNASにアクセス出来ていたものを、プライベートネットワークもしくは会社のネットワーク(ドメイン環境)でなければアクセスさせないように修正させています。

自動的に送信されたログイン情報(IDやパスワード)を第三者がパブリックネットワーク(公衆無線LANなど)上でそれらの情報を入手出来ないようにするための措置です。結果として自宅内でもネットワークを適当にパブリックネットワークなどにしてあると、NASが見えなくなるなどの現象が出ます。この問題に対する対処法は以下の通りです。

  • Microsoftアカウントでのサインインをやめる
  • ネットワークの場所をパブリックネットワークではなく、プライベートネットワークなどにする
  • 共有フォルダに対して、事前にIDやパスワードなどの資格情報をローカルアカウントとは別に登録しておかない。

上記のうちのいずれかを講じます。もっとも簡単なのは二つ目のプライベートネットワークに変更するというものです。変更手順は以下の通り。

  1. 設定アプリを開き、ネットワークとインターネットを開く
  2. 利用してる接続の項目を左サイドバーから開く。(WiFiやイーサネット)
  3. すると、アダプタ一覧が出てくるので、利用してるアダプタをクリックする
  4. 「このPCを検出可能にする」をONにする。

これで自動的にプライベートネットワークに変更されます。関連するドキュメントとして、Microsoftコミュニティのこちらのスレッドこちらのスレッドが参考になります。

図:プライベートネットワークにしましょう

情報収集項目が変更された

かねてより、Windows10の(実際にはWindows7から収集してましたが)情報収集に関するテレメトリ情報については、評判がよくありません。その為、これらの情報をブロックする為のツールまで出現する状態で、今回Creators Updateよりこれらについての設定項目の変更と、Microsoftより収集内容についての明示がなされました。収集しないという項目は存在せず、「基本」と「完全」のどちらかしかなく、また、現在、Spybot Anti-Beaconなどのツールが使えなくなっています。

さてこの情報収集項目ですが、以下の場所にあります。

  1. 設定アプリを開き、プライバシーを開く
  2. 左サイドバーより、フィードバックと診断をクリックします。
  3. ここの診断データと使用状況データが問題の項目です。デフォルトは「基本」になっています。
  4. また、フィードバックを求められる頻度は「しない」になっていると思います。
  5. 診断データの使用を許可については、オフになってるかと思います。

以前は情報収集項目をブロックする手段でブロックできていたのですが、変更されているようで、Spybot Anti Beaconなどのソフトウェア側の対応待ちです。また、今回収集してる情報について開示されたものは、以下の通りです。ブログでの開示に関するコメントも閲覧すべきでしょう。

図:情報集めてもWindows10はバグが多い

Windows Mixed Realityへの対応

Creators Updateより、兼ねてより話題だったARでもVRでもない、Mixed Realityと呼ばれる技術が利用可能になりました。利用するためには、かなり高額なHololensが必要です。また、VRにも対応したので、今後ソフトウェアが増えることで、不思議な空間体験が可能になりますね。そんなHololensの一例で自分が気に入ってるのが以下の動画。

現実と仮想の世界がミックスされるMRは、なんとも言えない奇妙な感覚で、仮想の世界のみのVRも良いのですが、MRは現実世界と融合させているので、よりリアリティのある世界観を実現できます。しかし、要求スペックがかなり高いので、ハイエンドのPCでないとちょっと厳しいというのは今後GPUの発展等で解消するのでしょうか?欲しいのですが、30万円超えだとちょっと手が出せない・・・

医療分野などで、部屋でテレビだけ見る毎日なんて人に、脳に刺激を与えるツールとしては個人的にかなり有用なものになるんじゃないかなと期待しています。VRのほうは逆に、歩行困難な人が、仮想世界を進むことで、脳に刺激が与えられてモチベーションにつながったりしないかなと期待しています。

尚、デバイスがなくとも、スペックを満たしていればシミュレートモードで閲覧可能です。以下の手順で閲覧が可能です。GoogleのDaydream view並の手頃な価格でなければちょっと普及は難しいと思います。

  1. 設定アプリを開き、更新とセキュリティを開く
  2. 左サイドバーの開発者向けをクリックし、開発者向け機能を使うにて、「開発者モード」にチェックを入れて、閉じる。
  3. アプリの複合現実ポータルを起動する
  4. 開始するボタンをクリック
  5. 同意するボタンを押すと、およそ2GBほどの追加のダウンロードが始まります。
  6. ハードウェアテストの結果が表示されます。MRデバイスを持ってる人は次へ、そうでない人はシミュレーションのセットアップをクリック。
  7. ダウンロードが終わるまで待ちます。
  8. 終わると、ようこそ画面となる。左上のメニューを開いて、「開発者向け」をクリックする
  9. シミュレーションにチェックを入れてオンにする。自分はなぜか起動しませんでした。
  10. ゲームパッドも利用できるようです。

図:でもMRデバイスは非常に高額!

サウンド系のアップデート

オーディオマニアおよび映画・ゲームマニア向けのアップデートが今回は盛り込まれています。ただ、検証する為の道具がないのでその恩恵に預かれないのが残念です。そんなサウンド系のアップデートが今回は3つ、Creators Updateには入っています。1つ目Dolby Atmos対応。5.1.2chと呼ばれるサラウンド環境に更に高さという概念が含まれ、これまで以上の臨場感を味わえるとか。但し、対応するサウンドを含んでるものでなければ、十分に楽しめないと思うので、今後、5.1.2ch系の出力に対応した映画やXBOXゲームなどが出てきたら、良さそうですね。

2つ目が7.1chバーチャルサラウンドに対応したこと。タスクトレイのサウンドを右クリックすると、立体音響というメニューが出てきます。

そして、オーディオマニアの間で話題になってるらしいのが、3つ目の「USB Audio 2.0」対応。ただ、AppleやGoogleは入出力にとっくに対応してたりするので、Windowsは最後発で対応したことになります。しかも、現在は一部をのぞいて入力は対応していないとか。このUSB Audio 2.0ですが、要するにハイレゾ音声への対応で、192kHz/24bitでの再生が可能になるとか。しかし、一般人だとUSB DACだとか対応スピーカーなどはちょっと持ち合わせていないと思うのと、まだまだハイレゾはマニアの世界でとどまっていて、コンテンツとしてブレイクしていないので、今後に期待です。

図:普通のヘッドフォンでも効果あるらしい

このDolby Atomosはお試し版なので、そのままでは利用できません。以下の手順で利用可能です。

  1. ストアでDolby Accessをインストールする。
  2. ストアアプリが起動するので、購入する(この時点では無料です)
  3. インストールが完了したら、タスクトレイのスピーカーアイコンを右クリックで「立体音響」をクリック。
  4. Dolby Atomos for Headphonesを選択(Windows Sonic for Headphonesじゃないよ)
  5. Dolby Accessが起動するので、Headphoneをクリック。
  6. Try it for freeがどうこう出るのでクリックする。
  7. Dolby Atomos fror headphonesが出て来るので、購入ではなく起動を選ぶ。
  8. Dolby Trailersで映像音源をダウンロードし、VLC等で再生してみる(自分が選んだサンプルはコレ
  9. ステレオ2chのドノーマルなヘッドフォンでも効果があるらしい(自分はわからなかった・・・Sonic for Headphonesと比較したからだろうか?)
  10. 気に入ったら1,680円でこの機能を購入できます。サラウンドシステムを導入してる個人では、オススメかもしれません。

図:無償で体験が可能になっています。

図:設定はタスクトレイのスピーカーから

プロセッサの最大周波数

電源オプションの詳細設定項目の中にある「プロセッサの電源管理」という項目内に、「プロセッサの最大周波数」という項目が出現しました。確か今までなかったような・・・そこで、これが果たしてどのように機能するのか?を試してみました。今回は2GHzで設定し、Asphalt Xtremeをプレイしながら、CPU-ZでCore Speed(周波数)を確認してみました。なお、このオプションは以下の場所にあります。

  1. 設定アプリを開き、電源とスリープを開く
  2. 左サイドバーの電源とスリープをクリックし、右に表示されてる「電源の追加設定」をクリック
  3. 電源オプションが開かれるので、今回はバランスというプランの横にある「プラン設定の変更」をクリック
  4. さらに「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
  5. プロセッサの電源管理を開きます。
  6. その中の一番上に、「プロセッサの最大周波数」があるので開きます。
  7. MHz単位で指定ということなので、2000をいれて2GHzで指定してみました。

結果、CPU-Z上では最大でも1995MHzでコントロールされており、この設定を0にすると、3390MHzで動作し始めました。どうやらCPUの最大駆動周波数がセーブされてるようです。モバイル機種やノートPCの電源運用などでは有効かもしれませんが、設定箇所が深すぎます。

図:最大周波数をふざけた数値にしたらどうなるのか?

 

左:未設定の場合 右:設定した場合

図:ちなみに平常時の周波数

MBRからGPTへの変換ツールを搭載

コマンドラインツールにMBR2GPTというツールが追加されました。これは、旧式のMBRを用いた環境から、UEFIを用いたGPT環境にディスクを変換する機能です。コマンドラインは特にオプションが豊富ということでもなく、非常に簡易なものですが、ディスクパーティションを操作するツールであるため非常にリスクがあります。以下の注意点があります。公式サイトはこちら。また、非常に詳しく解説されてるサイトはこちらです。

  • UEFIに対応したマザーボードであること。
  • Windows10 64bitにする予定があること。
  • UEFIからセキュアブートを外しておくこと。
  • WindowsPEなどのオンメモリ環境上でコマンドは実行する事。
  • Bitlockerでディスク暗号化を利用していないこと。

このツールは、MBR環境上でWindows10をインストールしてしまった場合に、再インストールする事なく、GPT環境にする為のツールであり、実環境上では実行しないように。コマンドラインでは、1個目のディスクを変換するのであるならば、管理者権限のコマンドプロンプトにて

といったようなオプションを付けて実行します。/convertではなく、/validateで事前に変換可能かどうかチェックを出来ます。ただ、そこまでしてやるくらいなら、UEFIに変更して再インストールしたほうが、時間は掛かっても楽なんじゃないだろうか?という感じですが。早々このツールを使うとは思えませんし。暇があったら、VMware環境上でやってみようとは思います。WindowsPEディスク作らないといけませんが。

※VMwareの場合、変換が成功したらシャットダウンしUEFIブートする場合は、vmxファイルにfirmware = “efi”を追加してブートしなおせばOK

図:MBR環境の場合のディスク構成の例

図:GPT環境の場合のディスク構成の例

ストレージセンサー

果たしてこの機能は有用なのかどうなのか疑問ですが、自動的に一時ファイルやゴミ箱の中身を空にして空き容量を確保する機能が搭載されました。デフォルトではオフにされてるので、勝手にファイルが消えてトラブルになるということはないのですが、ずぼらな人はオンにしておいても良いのではないでしょうか?設定方法は以下の通り。

  1. 設定アプリを開き、ストレージを開く
  2. ストレージセンサーの項目にあるスイッチをオンにする

図:モバイル向け機能ですね

.Net Framework 4.7搭載

Creators Updateより、.Net Framework 4.7が搭載されています。ランタイムなので開発をする為には、Visual Studio 2017および.Net Framework 4.7 SDKが必要になります。まだ、配布用のランタイム等は用意されていないようです。SDKについても、Visual Studio上でインストールする方式になっています。今回のバージョンより、高DPI対応などのCreators Updateからの機能を使えるようになっており、ドキュメントAPIブラウザなども用意されている。また、Windows SDKのCreators Update対応版もすでに配布されております。

尚、Visual Studio 2017 Community Editionをオフラインでインストールするために、コマンドラインでダウンロードしたら、27GBくらいありますので、不要な言語パック類などはオプションで排除しておくと良いでしょう。すごくダウンロードに時間が掛かります。

図:何故か古いフォルダ内に存在してる

アプリのインストール制限機能

macOSでは既に装備されてる「ストア以外からのアプリのインストールを制限する機能」が搭載されました。しかし、現時点では有用性は疑問です。macOSの場合は、App Storeに様々なアプリが用意されていますが、Windows Storeの場合基本が、UWPアプリなので、この制限は色々セットアップした後にロックを掛ける程度の役割でしょう。gpedit.mscにて管理者権限でインストール制限をするほうが効果的です。

  1. 設定アプリを開きアプリを開く
  2. アプリと機能の中にあるアプリのインストールにて、プルダウンから選択する。

図:ストアのアプリに制限してみる

svchost.exeの仕様変更に伴うプロセスの独立

これまでのWindows10では、1つのsvchostに複数のサービスプロセスをぶらさげて実行させていましたが、今回のCreators Updateより、搭載メモリ量が3.5GB以上ある場合には、svchost.exeが独立して稼働するようになり、タスクマネージャなどで見ると、プロセス数が増えてるのが確認できます。また、それにともなってメモリ消費量が増えています。これは、1つのsvchost.exeがダウンした場合、複数のサービスを道連れになる事を防ぐ為の処置のようで、かつてのWindowsの仕様に戻した格好になります。

その為、中途半端にメモリを積んでるようなマシンの場合、パフォーマンスが低下する可能性がありますので注意が必要です。

図:サービスホストというのがそれになります。

アプリケーション面でのアップデート

ペイント3D

今回のアップデートよりUWPアプリとして、ペイント3Dというものが追加されています。これは、これまでのmspaintとは異なり、3Dオブジェクトを簡単に作れるという触れ込みで装備されてるお絵かきツールです。本格的なモデリングツールとは違うので、細かな操作やカスタマイズが全然出来ないので、本当にお絵かきツールでしかないのですが、今回のCreators Updateの目玉の一つらしいです。でも、これ使うくらいなら、Sketchupのほうが全然良いですよね。なお、mspaintは別になくなってるわけでもなんでもありません。

主な機能としては

  1. カメラを利用して立体物として取り込める機能
  2. Remix3Dというサイトにアップして共有できる(Googleも昔、やってた3D Warehouseと同じようなもの)
  3. 今回のもう一つの目玉であるWindows Mixed Realityでオブジェクトとして利用できる。
  4. 将来的にオフィスでもこのオブジェクトを利用可能になる

ということです。タブレットがないといずれにせよ作るのはちょっとむずかしいです。エクスポートでの3Dモデルファイルの拡張子は3mfであり、これに関するニュースはこのページを参照して下さい。

DMM.makeにて、3mf形式のファイルから3Dプリントに対応というニュース。ペイント3Dにて作られたデータを元に、立体物として実物が購入出来るようです。

図:奥行きも存在しています。

Microsoft Edgeが強化

Windows10標準添付のブラウザ「Edge」が今回も強化されています。ただ、現状Chromeから乗り換えるほどのインセンティブがないので、自分は利用していませんが、利用者は増えている印象を受けます。今回、Edgeが強化された機能は以下の通りです。ただ、応答しなくなったり、タブを追加ボタンを押しても、すぐ追加されなかったり少々バギーな印象を受けます。

タブプレビュー機能

タブの所にある「v」アイコンをクリックする事で、現在タブで開いてるウェブページのプレビューを確認する事が出来るようになりました。もう一度今度は「∧」をクリックすることで、閉じる事が可能です。

図:わざわざ開かなくても、タブにカーソル載せるとプレビューも出ます

EPUB閲覧機能

現在、Google Play BooksやiTunes book storeなどの電子書籍類は、基本DRMがついており、その端末やアプリ類でなければ読めません。しかし、ソレ以外に自作や公開向けのオープンな規格として、ePubと言う電子書籍形式があります。自分の場合、青空文庫のテキストファイル(zip形式)を、AozoraEpub3でePub形式に変換して、スマフォに取り込んで利用していますが、EdgeでもこのePubが閲覧可能です。これはなかなか良い機能ですね。

図:人間失格をePub化して閲覧してみた

Windows Ink連携機能

Windows Ink機能がEdge上で利用できます。右上のアイコン類の中に「Webノートの作成」というボタンがあるので、クリックすると、蛍光ペンで書いたりコメントを入れたり可能です。また、そのままOneNoteに送信が可能です。ただOneNoteに保存を押してもすぐ反映されず、ちょっとラグがあって反映されました。もちろん、落書きとメモもそのままノートにクリップされます。

図:落書きとメモを入れてみた。

図:OneNoteに保存してみた

その他
  1. 消費電力が対Chromeで30%低くなった
  2. ウェブノートサービスとの連携
  3. カスタムURLスキーマに対応(リンククリックで、専用アプリが立ち上がるアレ)
  4. フルカラーの絵文字に対応
  5. グループポリシーエディタにEdge用の管理設定項目が増えた
  6. Windows Mixed Reality対応。MRデバイス中でEdgeのブラウザを閲覧出来る
  7. その他各種専用のAPIを装備(Payment Request APIWebVRなど)
  8. デフォルトでFlash無効化(但し現在、完全無効化状態にあります。この問題の解決法は下のほうのニコニコ動画を参照)
  9. CSSカスタムプロパティに対応。

Skypeで会話翻訳機能が使える

Skypeに会話の翻訳機能が搭載されました。Microsoftの翻訳機能が会話をリアルタイムに翻訳して相手に音声で伝えるもので、いわば同時通訳みたいなことが、Skype上で出来ます。この機能を利用するためには、通話をする側がその設定をして掛けてあげなければなりません(受け手はその設定が出来ません)。また、この機能は、通常の電話でも利用が可能になってるようです。

実際にPC側からZenfone3上のSkypeで実際に自分自身に対して通話をテストをしてみました。設定は以下の手順で行います。

  1. 掛けたい相手を連絡先からクリックする
  2. 右上の通話ボタンのすぐ下に「A|文」というアイコンがあるのでクリックする
  3. 翻訳に於いて、通話をオンにしました。
  4. 自分の言語を英語に、相手の言語を日本語として設定し、保存しましょう。
  5. 右上の通話ボタンを押します。
  6. 相手が通話を受取り、相手が日本語でしゃべると、言葉はそのままPC側に伝わりますが、少し送れて英語で英訳された音声が機械音声で出てきます。
  7. 会話内容はテキストでも残るようになっています。

個人的には迷走しまくってるGoogleの会話ツールよりも、古くからあるSkypeのほうが安定性や信頼性でも高いので、この機能は先進的で企業でも活用したいなと思う一品だと思います。まだまだ研究レベルの出来ではありますが、近い将来、Skypeがあれば海外とのやり取りに「英語」は不要になるのかもしれません。

図:自分の言語と相手の言語を指定してから通話開始

Windows Defenderが強化

Microsoft公式のウイルスチェッカー兼ファイアウォールであるWindows Defenderが強化されました。UIもガラっと変わっており、ちょっと戸惑う部分はあるものの、基本的な機能に関してはすぐに操作できると思います。フォルダを右クリックで、「Windows Defenderでスキャンする」でインスタントにチェックしたり、右下のアイコンから開き、左サイドバーの「ウイルスと脅威の防止」から、カスタム・フルスキャンをしてもOKです。

また、今回よりEdgeなどに設置してあったSmartScreen機能やペアレンタルコントロールは、Defenderに統合されており、左サイドバーの「アプリとブラウザーコントロール」から設定をする事が出来るようになっています。但し、ファイアウォールについてですが、詳細設定をしたくて「ファイアウォールとネットワーク保護」より、詳細設定をクリックしてもUACが働きはするけれど、肝心の詳細設定は何も開かれない・・・フィルタ等を細かく追加したい、設定したい人は以下の手順で開きましょう。細かな使い方はこちらのページが参考になります。

  1. タスクバーの検索窓より「Windowsファイアウォール」を入力して、実行。
  2. サイドバーの詳細設定をクリックする。
  3. セキュリティが強化されたファイアウォールという詳細設定が出てくるので、ここでフィルタ類の設定を追加すると良いでしょう。

また、Defenderのリアルタイムスキャンを無効にしたい場合は以下の手順。他社製ウイルスチェッカーとなんか競合してるなと思ったら設定すると良いでしょう。

  1. 右下のタスクトレイよりシールドアイコンをクリックして開く
  2. 「ウイルスと脅威の防止」をクリックする
  3. 「ウイルスと脅威の防止の設定」をクリックする
  4. リアルタイム保護をオフにする

図:色々と統合が図られています。

図:フィルタ追加は結局ここから

Compact Overlay

正直な所、新鮮味もなく、また、この手の機能はこれまでもアプリとして搭載してきてるものがあったりするので、今更なのですが、Compact Overlayという機能が装備されました。これに対応してるアプリでは「小さくして最前面に表示」が出来るようになります。Skypeと映画&テレビというUWPのアプリのみが現在対応しています。映画&テレビというアプリでは、以下の手順で実行可能です。

  1. 映画&アプリを起動し、動画を再生
  2. 右下にある「ミニモードで再生」をクリック
  3. 小さくなるので、適当な場所に配置。
  4. 別のアプリケーションを表示しても、このアプリが最前面でそのまま表示しつづけます。

図:UWPだけというのがなんともかんとも

Internet Explorer 11にEdgeで開くタブ

現在、すでにWindows10に於いてInternet Explorerは過去との互換性保持の為に残されている存在で、今後改良やアップデートがなされることはないのですが、今回のCreators Updateより、タブにEdgeを開くという妙なタブが追加されています。現時点で、Internet Explorer 11を利用する人は、特定の目的があって利用してるので、このような機能追加は正直な所迷惑な話。例えば特定のウェブサービスでIE11でないと駄目(金融系のウェブサイトや確定申告などの政府系サービスなど)、ゲーム類がこれでないと駄目といった限定した目的の為にあるわけなのですが・・どうしても、Edgeを使わせたいというゴリ押しでしょうか?

さて、その邪魔なEdgeで開くタブを非表示することが出来ます。以下の手順で非表示にしておきましょう。とりわけ業務(経理など)で利用してる人が誤って開き、業務で使うことのないように、この設定はしておくことをオススメします。

  1. 右上の歯車ボタンを押し、インターネットオプションを開きます。
  2. 詳細設定タブをクリックして開きます。
  3. ブラウズセクションまでスクロールしましょう(真ん中くらいの位置)
  4. Microsoft Edgeを開くボタン([新しいタブボタン]の隣)を非表示にするにチェックを入れる
  5. 適用を押してOKで閉じる
  6. IE11を閉じて、再度立ち上げ直す。
  7. すると、Edgeタブが消えてスッキリ。

図:小さくEdgeのタブがこっそり追加されてる

図:詳細設定からこの表示を消すことが可能です。

レジストリエディタが今更強化される

多くの一般ユーザは使うことがないものですが、各種カスタマイズや開発などでは昔から利用されてきたレジストリエディタ。へたに弄ればシステムが起動できなくなるという非常にリスクのある項目を操作することも出来るもので、GUIからは設定できないものが、レジストリを弄ることで可能になったりと、恩恵も非常に大きいです。そのレジストリエディタがおよそ20年振りくらいに機能強化されました。主な機能強化は

  1. アドレスバーが装備され、レジストリアドレスをコピペして入れることで、直接エントリーを開けるようになった。
  2. 表示メニューから表示してるテキストのフォントを変更できる。
  3. 短縮入力のサポート(アドレスバーでの入力に省略キー形式での入力ができる)

※省略キーとは、HKEY_LOCAL_MACHINEならばHKLMとするキーの表記法で、入力するとHKEY_LOCAL_MACHINEに自動変換されます。

レジストリエディタの起動は、いつもどおり、タスクバーの検索窓より「regedit」で起動できます。アドレスバーにコンピュータにカーソルを合わせてから、\(半角円マーク)を入力、続いて以下のようなアドレスを入力すると、keyboard Layoutの項目に一発で飛べます。超今更な装備です(ずっと不便だってみんな思っていましたよね)。

図:目的のアドレスに一発で飛べるようになりました。

Windows Subsystem for Linuxの強化

現在まだBeta版のAnniversary Updateより搭載された、Bash on Ubuntu on Windowsである「Windows Subsystem for Linux」ですが、今回も強化されており、かなり使えるLinuxシステムになってきています。その為、UNIXが利用できるという事でこれまでLinuxやOSXを使っていた人が注目してるものですが、これまでは結構制限もまだまだありました。

今回のアップデートでは以下のような機能の強化が図られています。インストール関係はこちらのページを参照してください。また、すでにBash on Ubuntu on Windowsがインストール済みの場合、version 14が維持されるので、そのままでは16.04にはなりません。一旦作り直すか?こちらのサイトのように、アップデートを実施してみるなどが必要とのこと。アップグレード出来るなら、構築済みの環境を引き継げるので楽でいいですね。sudo do-release-upgradeコマンドでアップデート出来るようにもなったようです。

  • lxrun /installでインストールおよび lxrun /uninstall /fullでアインインストールが出来ます。
  • 今回の版よりインストールされるLinuxはUbuntu Linux 16.04となった
  • シェル上での日本語表記のズレやはみ出しなどの問題点が修正された。
  • 24bitカラーに対応した。
  • exeやbatファイルなどを実行できるようになった。
  • また、Windows側の環境変数はLinux側にも加えられてるので、フルパスでなくとも実行が可能。
  • windowsのコマンド結果をパイプでLinux側へと渡すことも可能。
  • Linuxシステムコールの強化
  • ネットワーク関連のコマンドが使えるようになった(pingやifconfigなど)
  • SQL Server for Linuxへの対応
  • ファイルシステム変更通知への対応
  • サーバー運用が可能になった(nginxやmysqlが動作する)
  • JDKいれてコンパイルなど開発環境も普通に使えるようになってる。

結構大きな変更が加わっています。既にもうなぜか、X-Window Systemも動くようになってるようで、VNC接続でGUIのLinuxアプリケーションも動かすことができるようです。これも徐々にLinuxのAPIが強化された結果ですね。以下のコマンドを入力すれば、Ubuntu 16.04であることを確認できます。

ただし、dockerは動きません。また、lxrun /uninstallした後にすぐにlxrun /installしてみたらエラーが発生しました。この場合一度、Windows Subsystem for Linuxを削除してから、再度入れて、再びlxrun /installすれば環境を構築し直す事ができます。個人的には、node.js系でちょっとプログラミングしてみたいですね。

図:最初から日本語ロケール対応化していて面倒が少ないです。

新しいサービス

ストアからThemeを取得

これまで、Windows7およびWindows10用のデスクトップテーマは、旧コントロールパネルより、こちらのサイトから.deskthemepackというファイルでダウンロードし、ダブルクリックすることで、新しいテーマを取り込む事が出来ていました。また、その設定は設定アプリ⇒パーソナル設定⇒テーマを開き、テーマの設定から旧来のコントロールパネルより設定を行うようになっていました。

しかし、Creators Updateより設定アプリ⇒個人用設定⇒テーマから開き、ストアで追加のテーマを取得に変更されました。クリックするとストアアプリが開き、テーマをストアから入手出来るようになりました。

しかし、現時点では旧来のサイトのテーマはなく、数も十分とは言えず、またテーマの検索をすることが出来ませんので、両方のサイトを併用すると良いでしょう。おそらく旧来のサイトは消えてしまうのでないかとも思うので、テーマファイルをどこかに保存しておくと良いでしょう。

図:個人でテーマを売れる日がくるかも

ストアから電子書籍を購入

Google Play ブックスおよびiTunes Book StoreAmazon Kindleとほぼもう、電子書籍に関してはこの三強で決定でしょということで、自分の場合にはGoogle Playブックスで技術書を買ってたりします。昔はiTunesで漫画とかを買っていましたが。いずれのサービスもPCでも閲覧が可能なので非常に便利ですね。そこへ参入するという事なのか?Windows Storeでも電子書籍を扱うことにしたようです。

しかし、現在はストアアプリを見ても、電子書籍のページは見当たりません。現在はまだテスト段階なのか、米国リージョンでなければ表示されないようになっています。それでも見てみたい人は以下の手順で見る事が可能です。しかし、今頃参入して、またスマートデバイスでも殆どシェアを取れていない現状で、どれだけ利用するのかは甚だ疑問です。

  1. 設定アプリより、時刻と言語を開く
  2. 左サイドバーより、地域と言語を開く
  3. 国、または地域を米国に変更する
  4. ストアアプリを開いてみると、書籍というタブが出現します。

図:スマフォでシェア取れないと厳しいのでは?

トラブルシューティング

過去からずっと現在も発生中のトラブル

ここでは過去にあったトラブルのうち、今現在も確認されてるトラブルに関してまとめています。解決策のあるものについては、リンクを張ってありますので、リンク先に飛び、対抗策を講じてみてください。

  1. 様々な設定やカスタマイズした内容、ファイルの関連付け、規定のアプリ指定が引き継がれずにリセットされる現象
  2. defaultuser0という謎のアカウントが存在してる現象
  3. アップデートしたら各種アプリケーションが動かなくなった

MS-IMEで文字を打つと中央に「あ」が表示される

今回のアップデートで、MS-IMEもアップデートされています。その結果として、文字の入力中に「あ」とデカい文字が表示されるようになりました。非常に邪魔な表示です。この妙な表示を非表示にするためには以下の手順で、設定をオフにしましょう。

  1. タスクバーの「あ」もしくは「A」を右クリック⇒プロパティ
  2. IME入力モード切り替えの通知という項目が増えてるので、その中の「画面中央に表示する」のチェックを外す
  3. OKボタンを押して閉じる。

※一度、Google日本語入力に切り替えて、元のMS-IMEに戻したらこのオプションが勝手に復活していました。

図:迷惑な機能が追加されました。

コントロールパネルが消えた!?

Creators Updateより設定アプリの内容が充実したという事で、長い間設定関係を担っていたコントロールパネルが、スタートメニュー右クリックで表示される項目から消えてしまいました。とはいえ、慣れ親しんだものが使えないのは、不便です。そこで、コントロールパネルにアクセスしやすように、ショートカットを作りましょう。以下の手順で作成します。今回は、タスクバーのクイック起動に作ります。

  1. タスクバーのWindowsを検索より、「コントロール」と入力するとリストに出てきます。
  2. それを右クリックして、「タスクバーにピン留め」をクリック

図:ショートカットを作っておきましょう。

コマンドプロンプトが消えた!?

Creators UpdateよりPowerShellが標準のシェルに指定された為、これまで長い間CUIのインターフェースを担ってきたコマンドプロンプトがスタートメニュー右クリックで表示される項目から消えてしまいました。とはいえ、コマンドプロンプトと完全な上位互換があるわけではないので、なくなると困ります。また、消えたわけではなく共存していますので、コントロールパネルの時のようにクイック起動に登録しておきましょう。

また、コマンドプロンプトについては、スタートメニュー右クリックの項目に表示が出来るので、以下の手順で入れ替える事ができます(Powershellと同時に表示は出来ません)。

  1. 設定アプリを開く
  2. 個人用設定を開く
  3. 左サイドバーのタスクバーをクリックします。
  4. 「スタート」ボタンを右クリックするかWindowsキー + Xキーを押した時に表示されるメニューで、コマンドプロンプトをWindows Powershellに置き換えるの項目をオフにする。
  5. スタートボタン右クリックするとコマンドプロンプトに置き換わってる

図:最初からオフの人もいます。

システムフォントのサイズが変えられない

Windows10 Anniversary Updateまでは存在した「システムフォントの大きさを変える」設定が、Creator Updateより消えました。現在、設定アプリにあるものは、テキストやアプリその他をスケールする設定のみで、この設定を変更した場合、アイコンと間隔がデカくなります。よって、フォントサイズを変更する手段が標準で用意されていません。この設定は「Meiryo UIも大っきらい!!」を利用する事で、項目別にフォント自体の変更や、サイズの変更も可能です。使い方は以下の通り。

※ちなみに、アイコンの大きさはデスクトップ上で、Ctrlキー押しながらマウスのホイールを回せば拡大縮小が簡単に出来ます。

  1. noMeiryoUI.exeを起動する
  2. 項目が出て来るので、隣の選択ボタンを押す
  3. フォントの種類およびサイズを指定する
  4. 設定ボタンを押せば直ちに変更される。

図:タイトルバーのみMeiryoにし、サイズを16ptにした

時計が1時間ずれる現象

Anniversary Updateの時点で生じてる問題で、Windows10というより、標準指定のNTPサーバに問題があるようです(ただ報告がWindows10でしかないので、Windowsの問題の可能性も)。結果、タスクバーに表示されてる内部時計の時刻が1時間ずれてる現象が確認されています。サマータイムに指定したのでは?もしくは、NTPサーバがダウンした結果、内蔵の情報を元にタイムゾーンが自動で変更された等と言われていますが、継続して発生する可能性があるので、NTPサーバを変更することをオススメします。時刻が狂うと

  • 特定のゲーム類が動かなくなる
  • ウェブサービスに於いてOAuth2.0認証などをしてるサービスが動かなくなる。
  • 録画などのサービスが正しく機能しなくなる。
  • 様々なログデータの時刻が全部影響を受けて時刻がずれる

など地味に嫌な現象に遭遇するので、以下の手順で変更しましょう。

  1. 設定アプリを開き、時刻と言語を開く
  2. 日付と時刻を開き、関連設定にある「日付、時刻、地域の追加設定」を開く
  3. コントロールパネルが開くので、続いて「日付と時刻の設定」を開く
  4. インターネット時刻のタブをクリックし、設定の変更をクリックする
  5. サーバに「ntp.jst.mfeed.ad.jp」を入れる(他のNTPサーバでも可です)
  6. 今すぐ更新ボタンを押し、OKボタンで閉じる
  7. また、同期間隔ですがこれはレジストリからでないと変更ができません。デフォルトは1週間(604,800秒)となっています。
  8. タスクバーの検索窓より、regeditでレジストリエディタを起動する(要注意)
  9. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClientを開く
  10. 右のパネルのSpecialPollIntervalを開く
  11. 10進数に変更します。デフォルトの604800が入っています(60秒*60分*24時間*7日で計算されています)
  12. 1日1回として設定するならば、24時間なので60*60*24 = 86400を値として入力します。
  13. OKで閉じて再起動すると、24時間単位で同期するようになります。
  14. 4.のインターネット時刻の次回の同期の時間が24時間後くらいになっていれば設定完了です。

※現在はマイクロソフトが対応したようです。

図:自分は問題は生じていませんでしたが

図:レジストリから同期間隔を変更

システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした

このトラブルに遭遇する人は、Windows7からのアップデートを行った人に多いです。この問題は、システムの回復パーティションのサイズがWindows7では100MBであり、Windows10では450MB必要な為、予約領域の容量不足が原因で発生します。また、一部のメーカー製PCなどの独自のリカバリ領域が邪魔をして発生する事もあります。しかし、この問題は容易に解決する事ができません。この問題の解決法は

  • UpdateアシスタントやWindows Updateでアップデートを行わない

という方法になります。つまり、ISOやUSBにメディアを作成し、アップデートを行わせる方法です。この場合、容量不足と判定されると、HDDの後ろのほうに予約領域として450MB確保しようとしてくれます。パーティション変更ソフトで変更といった方法が掲示されてる所もあるのですが、パーティションを慣れない方が操作するというのはレジストリを操作する以上に問題ですし、簡単に操作出来るものでもありません。よって、OSのインストーラによる自動確保が最も安全で確実です。もちろん、HDDに十分な空きがなければ論外ですが。

エラーコードとしては、0xc1900104や0x800F0922等が表示されるケースがこれに該当します。また、関連する問題として、回復パーティションの増殖というものがあります。

図:パーティションの拡張が必要だが・・・

GeForceを使ってるマシンで画面真っ黒

自分のマシンで遭遇したトラブルですが、Creators Updateにしてからマルチディスプレイ環境にて、起動後にディスプレイ1が真っ黒で、ディスプレイ2はタスクバーのみ(アイコンもなく、スタートメニューは動かない)というおかしな現象がおきました。タスクマネージャは起動出来ますし、そこからのコマンドで他のドライブやコマンドプロンプトは起動出来てる状況なので、ディスプレイドライバに何か問題が置きてるのでは?ということで以下の処置を行いました。尚、使用してるカードはGTX960でドライバは最新の381.65でした。最新版にしてからこのトラブルが出ています。

この時、イベントビューアには、「NVIDIA Display Container LS サービスは予期せぬ原因により終了しました。このサービスの終了は 1 回目です。次の修正操作が 5000 ミリ秒以内に実行されます: サービスの再開」というログが記録されていました。GPUのドライバがうまくロード出来ていないようです。381.65のドライバはCreators Update対応ということでリリースされましたが、入れないほうが無難です。

  1. 真っ暗画面よりCtrl+Alt+Delキーを押す
  2. タスクマネージャを起動する
  3. 右上メニューよりファイル⇒新しいタスクの実行を開く
  4. controlを入力して開く
  5. コントロールパネルが開くので、システムとセキュリティ⇒システムを開く
  6. 左サイドバーのシステムの詳細設定を開く
  7. システムのプロパティが開くので、ハードウェアタブを開く
  8. デバイスマネージャを開く
  9. ディスプレイアダプタにあるNVIDIA GeForce GTX 960を選び、右クリック⇒デバイスのアンインストール
  10. アンインストールが完了したら、Ctrl+Alt+Delを押し、右下の電源アイコンをクリックし、再起動する
  11. この時は一応問題がなかったのですが、再発する場合に備えてドライバを古いものに変えておく(378.92のものにしました)。
  12. 無事に元の環境に戻る(今のところ、快調です)

※なぜかメインディスプレイが2に、サブディスプレイが1になってる人もこの方法で修正できます。

※どうも、2個目のディスプレイが完全に映る状態になってからログインしないと、このトラブルに巻き込まれるようです(2個目が待機状態のままだとNG)

図:画面真っ黒系はほぼこれと同じパターンなのでは?

図:古いドライバに戻しておきました。

勝手にドライバが更新されないようにする

自分のマシンの場合、nvidiaのGTX960を使っていますが、適切に最新のドライバがnvidiaのツールから配信されているので、Windows Updateのそれは甚だ迷惑なのです。一度それでトラブルに遭遇しました。よって、このデバイスドライバを勝手に更新するような真似を止める手段を講じておきましょう。以下の手順で実行します。

  1. タスクバーの検索窓より、「デバイスのインストール設定の変更」と検索して実行する
  2. 開いたら、「いいえ」にチェックを入れて変更の保存ボタンを押す。

これでOKです。MicrosoftがデバイスドライバまでWindows Updateで配信するのはXP時代からなのですが、一度として適切なドライバが配信されたことはないので、この設定はしておくべき項目でしょう。

devicedriver

図:デバドラは勝手にインストールしないようにしましょう

アイコンやテキストが表示されない、または白いブロックになる

Creators Updateに未対応のCPUでこの現象が発生する事が予告されています。現在対応するドライバを作成中ということなので、下記のCPUを搭載したマシンにCreators Updateを手動アップデートするとアイコンやテキストが表示されず真っ白で、またその部分が白いブロック状に表示されることがあるようです。誤ってインストールしてしまった場合には、回復オプションや事前に取っておいたバックアップ、リカバリ用のUSBからブートして、以前のバージョンに戻しましょう。

  • Atom Z2760
  • Atom Z2520
  • Atom Z2560
  • Atom Z2580

自分の使ってるマシンのCPUが何かわからないという人は、システムのプロパティを開けばすぐにわかります。システムのプロパティのプロセッサを確認しましょう。以下の手順で確認可能です。

  1. 設定アプリを開く
  2. システムを開き、左サイドバーのバージョン情報を開く
  3. プロセッサの情報を見る

図:プロセッサ情報で確認してからアップデートしましょう

Edgeでニコニコ動画を見られない(Flashが使えない)

Creators Update以降、Edgeでのニコニコ動画は見ることができなくなっています。Flashが有効であったとしてもです。その為、Edgeでニコニコ動画を見るためには、HTML5プレイヤーでなければ見ることができません。解決策もないので、これは仕方ないですね。どうやら、Flash自体が機能していないので、ニコニコ動画にかぎらずRadikoやGyaOも駄目で、FlashがEdge上では動作しなくなってるようです。おまけに見られていたHTML5プレイヤーも現在駄目になったみたい。どうも、サイト側がEdgeのFlashに関する処理が対応していないのが原因のようですが・・

この問題の解決法は以下の通りです。レジストリを操作する必要性があります。また、サイト毎に登録が必要なので、ニコニコ動画やradiko、GyaOなど主要なものを登録しておきましょう。

  1. タスクバーの検索まどより、regeditと入力し、レジストリエディタを起動する。
  2. 下記のレジストリエントリを開く。
  3. FlashClickToRunListという項目をクリック。なければ、MicrosoftEdgeを右クリックで、新規⇒キーを作成し、FlashClickToRunListという名前にする
  4. 右側のパネルで右クリック、新規⇒DWORD(32bit値)をクリック
  5. コロンやスラッシュを抜かしたURLを元にキーに名前をつける。radikoならばhttpradiko.jp、ニコニコ動画ならばhttpwww.nicovideo.jpといった具合。
  6. キーをダブルクリックして、値を0から1に変更する。
  7. Edgeを起動して、該当のサイトに行ってみると、Flashが使えるようになってる。

図:そのままだと全く見ることができません

図:レジストリ階層がすごく深いです。

  

図:ニコニコ動画もRadikoも見られるようになった

図:GyaOも同じく見られるようになりました。

図:Flash直ファイルの場合、URLバーにジグソーアイコンが出て、許可を求めてくる

esrv.exeで0x0000142エラーが出る

特定のマシンにおいて、esrv.exeというアプリケーションが0x0000142というエラーを吐き、ポップアップが出る現象が出ています。他にもメッセージとしては、「Intel Energy Checker Energy Server は動作を停止しました」というメッセージが出るようです。これは、Intel製の省エネアプリのようで、Creators Updateに対応していないが為に発生してるようで、おもにVAIOなどのメーカー製アプリケーションで発生してるようです。この問題をとりあえず解決する方法は

  • Intel Driver Update Utilitiyを最新版にするか?アンインストールする。
  • コマンドラインより、ESRV_SVCまたは、ESRVサービスを停止や削除を行う

ここでは後者のコマンドラインからの停止や削除について説明します。以下の手順で実行することで停止もしくは削除が出来れば、問題は発生しなくなります。

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で実行する
  2. sc stop “ESRV_SVC” もしくは sc stop “ESRV” を実行する
  3. sc config “ESRV_SVC” start= disabled もしくは sc config “ESRV” start= disabled を実行する
  4. 削除したい場合には、sc delete “ESRV_SVC” もしくは sc delete “ESRV” を実行する
  5. 再起動してみる

0xC1900101 – 0x3000Dエラーが出る

Creators Update以前から確認されていたものですが、Windowsのアップデート作業中にこのエラーが出てセットアップが中断されるケースが確認されています。ドライバーやUSBメモリの挿しっぱなしなどでもこの手のトラブルが出るのですが、このエラーコードが出るケースは殆どが「BIOSのレガシーUSBサポート」がONになってる事が原因のようです。他にも同類のものに、0xC1900101 – 0x20017のエラーコードの場合もあります(こちらのケースはこちらにも記載してます)。

BIOSから設定をしなければならないので、マシンによってその設定場所の在り処が違ったりするのですが、概ね以下のような手順でOFFにする事が可能です。

  1. 電源投入後にF2キーを押して、BIOSセットアップ画面に入る
  2. 設定箇所のどこかに「レガシーUSBサポート」や、「USB Legacy Support」という項目があるので探し出す。
  3. 設定を「使用しない」もしくは「Disable」に変更する
  4. ESCキーを押して、セーブしてBIOS画面を終了する
  5. 再度、Windowsのセットアップを実行してみる。

0x8007002C – 0x4001Eエラーが出る

0x1900101 – 0x4000Dの場合もあるようですが、Anniversary Updateの頃からあるエラーのようです。原因は古いアプリケーションを常駐させていたり、やCreators Update未対応ウイルスチェッカーをインストールしたままアップデートを行うと、アップデート中に「PRE_OOBE操作中にエラーが発生したため、インストールはSECOND_BOOTフェーズで失敗しました。」といった表示が出て止まってしまう症状です。USBメモリや機器を挿しっぱなしでアップデートでも起こり得るとのことなので、アップデート作業時は、インストールメディア以外は全てのUSB機器は外しておきましょう。

アイコン類が真っ白になる

一部のユーザに於いて、Creators Update後にアイコンが真っ白になって正しいアイコンが表示されなくなる現象が報告されています。解決方法としては2種類あり、以下のいずれかを実行してみましょう。

  1. 設定アプリ⇒アプリ⇒規定のアプリのリセットボタンを押して再起動する
  2. アイコンキャッシュをクリアする

1つ目は手順通り行うだけなので簡単なのですが、これで治らない場合には2.を実行する事になります。少々リスクのある手順なので、2.に関しては注意しながら作業をしましょう。

  1. エクスプローラでC:\Users\ユーザ名\AppData\Localに移動する
  2. 表示タブの「隠しファイル」にチェックを入れて表示させる
  3. IconCache.dbがあるのでこれを削除する
  4. 再起動する
  5. 隠しファイルのチェックは元通り空にする。

図:既定値にリセットすると治ることがあります

図:アイコンキャッシュの問題は昔からありますね

VMware Workstation Player 12で仮想マシンが起動しない

今回の版より、Hyper-Vが何故かデフォルトでインストールされていたりするので、VMware Workstation Playerを起動時に「VMware Player と Device/Credential Guard には互換性がありません」というエラーが出て、仮想マシンが起動できません。この問題を解決する手軽な方法は以下の2点です。難しい解決法はこちらのサイトを参照してください。

  • Hyper-Vをアンインストールする
  • Hyper-V Stopツールを使用し共存させる

Hyper-Vなんて使わないという人は、アンインストールしましょう。以下の手順で可能です。

  1. 設定アプリを開き、「アプリと機能」を開く
  2. 右側の関連機能にある「プログラムと機能」を開く
  3. 左側にある「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
  4. Hyper-Vにチェックが入ってるので、これを外しOKを押す。
  5. 再起動する

これで起動するようになります。一方で共存となると、かなり面倒な手順で設定をしなければならないので、Hyper-V Stopというフリーソフトを活用しましょう。インストール時にYahooツールバーを入れようとするので、チェックを外してインストールしましょう。使い方は簡単で起動すると、Hyper-Vを停止するかどうかを聞いてきます。ここで、「はい」を押せば、停止されてVMware Workstation Playerで仮想マシンを動かせるようになります。

図:エラーが出て起動しないのはHyper-Vのせいです

図:Hyper-V Stopで簡単に共存が可能

ファイル名を指定して実行の履歴が残らない

先ほどいじっていて気が付いたのですが、これは自分が過去にいじったからなのかな。ファイル名を指定して実行のダイアログに、過去に入力した履歴類が出てこなかったので、調べてみました。結果以下の設定がオフになっていたりすると、履歴が残らないようになるようです。もし、履歴が残ったほうが良いという人は以下の設定をしましょう。

  1. 設定アプリを開き、個人用設定を開きます。
  2. スタートをクリックし、よく使われるアプリを表示するをオンにします。

これで履歴が残るようになります。しかし、ここがグレーアウトしていてオンにできない人は、レジストリを操作する必要性があります。

  1. レジストリエディタを起動する
  2. HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advancedを開く
  3. 右側のパネル内のStart_TrackProgsという項目を開きます。
  4. 0になってるので、ここを1にして保存します。
  5. これで再度設定アプリで開きなおすと、グレーアウトでなくなっています。

※みかん氏のコメントより、以下の設定をオンにすると履歴が残るようになってるようです。みかん氏ありがとうございます。

  1. 設定アプリを開き、プライバシーを開く。
  2. 全般の中の「Windows追跡アプリの起動を許可してスタート画面と検索結果の質を向上します」をオンにする

図:設定アプリからも変更が出来ます

図:再起動は必要ありません

図:履歴がきちんと出てくるようになりました。

Creators UpdateでもMagic Trackpadを使いたい

MacのMagic Trackpadは非常に素晴らしいデバイスで、これ1つの為にMacを使ってるという人もボチボチ見かけるほどの、地味ながら素晴らしいトラックパッドです。そこで、これをWindowsでも使いたいと思っても、公式にはBootcamp用にドライバが提供されているだけで、また、普通にBluetoothとしてペアリングすると、タップやスクロールが出来ません。類似品はLogicoolから出てるんですけれどね。

そこで、以下の手順でタップとスクロールが出来るようにドライバを導入してみた所使えるようになりました。

  1. Magic Trackpadをペアリングして、まずは通常のマウスとして認識させる。
  2. ペアリング後に、Bootcamp Support Softwareをダウンロードする。
  3. ZIPファイルを解凍する
  4. Bootcamp⇒Drivers⇒Appleのフォルダの中にある「AppleWirelessTrackpad64.exe」を、Lhazなどで解凍する。
  5. 中に入ってるDPInst.exeをダブルクリックしてドライバーをインストールする
  6. 再起動する
  7. するとデバイスマネージャでApple Wireless Trackpadとして認識され、タップや二本指スクロールが可能になる。二本指タップで、右クリックになります。
  8. 但し、所謂内臓タッチパッドとして認識はされないので、設定アプリにはタッチに関する項目が出てこない。

図:マルチタッチジェスチャは出来ないのが残念。

高速スタートアップを完全に封じる

高速スタートアップがアップデートのたびにオンになるので、コマンドプロンプトから封じる手段。以下の手順で封じます。

  1. 高速スタートアップのチェックがはずれていることを確認する
  2. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する
  3. powercfg /hibernate off と入力し実行する。

これで高速スタートアップの項目自体が消えます。onにすればまた出現します。

図:項目自体が消えてくれる。

LZH書庫展開機能がなくなった

Windows10は標準でこれまでZIP形式とLZH形式に対応し、エクスプローラ内で開き、別の場所に解凍する機能を持っていました。しかし、Creators UpdateよりLZH形式の解凍機能がなくなりました。理由は定かではありませんが、もともとLZH形式自体が、使用を辞めるよう作者自身がだいぶ前からレポートしており、故に昔のようにLZH形式を取り扱いたい場合には、アーカイバを別途インストールする必要性があります。

といっても、今時LZH形式を早々扱う人もいないでしょうから、あまり困らないとは思うのですが、昔のアプリ類などをVectorからダウンロードしたらLZHで固められていたなんて事はままあるので、利用する場合は注意が必要です。

DISMコマンドで0x800f081fエラーが出る

システム修復用のコマンドの1つであるDISMにて、DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealthを実行すると、0x800f081エラーが出ることが確認されています。しかも、クリーンインストール直後であっても発生します。また、ISOファイルをマウントしてディスクソースとして指定しても発生し、どうやっても修復を実行できない症状で、バグとして報告されています。

この問題の解決法ですが、以下の手順で実行する必要があります。

  1. マシンをWindows10を焼いたDVDにてブートさせる
  2. 何やらアップデートやクリーンインストールするか?というダイアログが出るが、無視して閉じる。
  3. キーボード等を選択して進む
  4. インストール画面の一歩手前になるので、そこで、Shift+F10キーでコマンドプロンプトを表示させる
  5. まずは、diskpartコマンドを起動する
  6. list volumeコマンドを入力し、どれがCドライブに当たるものなのかを調べます。DVDから起動してるのでドライブレターが変わってますので注意。自分の場合、Eドライブが従来のCドライブであることがわかりました。また、DVDドライブはHドライブであることを確認しました。
  7. exitで閉じる。
  8. 次に以下のコマンドを入力して実行します。

自分の場合これで、きちんと100%まで進み、無事に完了しました。

図:Windows起動中では修復は出来ません

その他のトラブル

  • ディスクのクリーンアップにて、クリーンアップをクリックするとプログラムが強制終了することがある。
  • タスクバー上のクイック起動に勝手にメールアプリが登録されている。
  • 信頼性モニターの履歴が全部消える
  • ゴミ箱を空にすると一瞬ブラックアウトし、空にならないことがある。
  • MacTypeを入れたままアップデートするとフリーズ、クラッシュします。以前から入れないように言われてるものです。
  • ページングファイルなしの場合、Superfetchサービスが停止します。
  • 一部のメーカー製PCの場合、標準インストールされてるDisplay設定ツールをはずさないとアップデートできない現象(東芝のDisplay Utilitieなど)。
  • モバイル機種に於いて、いくつかのWindows Mobile機種以外は、Creators Updateのサポート対象外になりました。
  • カスペルスキーが入ってるマシンで、Creators Updateが失敗する
  • デフォルトでHyper-VがONにされているため、HDCP利用VMware等の仮想環境を利用する人は注意が必要です。
  • UxStyle Theme Patcherをインストールしたままアップデートすると、黒いだけの画面やクラッシュなどのトラブルが発生します。
  • レジストリ変更によるデスクトップ系のカスタマイズ(〜のショートカット表記無効など)が出来ない【確認中】
  • マルチディスプレイ環境でアップデートを行うと再起動後の更新作業画面が乱れたり、ディスプレイの1番目と2番目が入れ替わったりする現象があります。
  • Surface3にアップデートをインストール後、英語キーボードに変わってしまう現象が報告されています。
  • アップデート後にLogicool Unifyingの無線キーボードやマウスが動かなくなる現象が報告されています。
  • AMD Radeon RAMDISKはCreators Updateで現在動作しないという報告がされています。
  • MacのBootcampでCreators Updateをクリーンインストールは現在まだ未対応です。既存のAnniversary Updateからならばアップデート可能です。
  • マウスホイールでスクロール時、下に行くとある地点で、下に行けなくなり上に戻される現象発生中。フルスクリーンだと回避可能。
  • Creators Update後にOffice365が再認証を求めてくるバグが報告されています。
  • ESETなどのウイルスチェッカーを利用してる人は、対応版が出るまでは、Creators Updateにするのはやめましょう。対応版にバージョンアップしてからアップデートしましょう。
  • アップデート直後、壁紙がリセットではなく、写真で撮りためてたあるものに勝手に変わりました。自分は宮島SAのパン屋の写真に勝手に変わりました。○○な写真は入れておかないほうがよいかと。
  • 相変わらずCreators Update未対応のドライバ類で音がでない、デバイスが動かないという報告があります(SoundBlasterなどのサウンドカード等)
  • MetaTrader4に於いて、Build1045未満の場合、Creators Updateで起動しない事がある。最新版に常にアップデートしましょう。
  • Wake On LANが動かなくなる。高速スタートアップをオフにすれば動くようになる。
  • Creators Updateでも、勝手に特定のアプリが未対応判定されて削除される現象が確認されています。
  • ATOK2017が未対応といことで警告がでるケースが報告されています。
  • Creators UpdateをインストールしたらIntel 945G(GMA 950)の動画再生支援が効かなくなった
  • Creators UpdateにするとMySQL Workbenchでストップエラーが出るのを確認。
  • Wireless Display Media Viewerは、Creators Update より追加された無線でモニターをつなぐことができる機能。アプリストアからダウンロードする事は出来ない。しかし、現時点で使えないし使い方もわからない。接続アプリと何が違うのかもわからない。アイコンも設定されていない。

RS1以降のInsider Previewに関する情報一覧

以下の一覧は、Anniversary Update以降のInsider Previewに関する公式ページのバグフィックス情報等へのリンクです。

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