いよいよ、Windows10無償アップデート期間は残り3ヶ月となりました。着実に修正と機能の追加がなされていますが、これまでの中で少なくとも、Windows7時代のマシンでアップデートはお勧めできないという点。そして、Windows10を活用する一番の選択肢は、新しいPCを購入する事に尽きます(仮想環境下の場合トラブルは出にくいので、マシンパワーに余裕があるならばその運用もアリです)。とりわけ、Windows向けのゲームなどは、Windows StoreでXBOX Oneと同時リリースされるものが出てくるので、XBOXは要らないけれど、遊べるなら悪く無いという選択肢もあります。

※2016年7月29日以降は、アップデート待遇延長はなく、有償(2万円弱 / Home Edition)となるのですが、有償となる事を知らない人が6割強もいるようです。イメージバックアップを取っておき、Windows10アップデートの権利をキープしておくのも選択肢だと思います。

※また、2016年7月29日期限直前にアップデートとなるとサーバが混雑して、アップデート出来ず権利を失う可能性もありますので、直前でのアップデートはやめたほうが良いかもしれません。

自分もマウスコンピュータ製のゲーミングPCを1台購入し、Windows10マシンの検証、ゲーム、動画編集などに活用しています。今回のエントリーより仮想環境だけでなく、Windows10マシンを使っての検証なども記述して行こうと思っています。Build 14267以降のリリース案内は以下の通りです。

Build 14267Build 14271Build 14279Build 14283Build 14291Build 14295Build 14316Build 14328Build 14332

マウスコンピューター/G-Tune

目次

コンテンツ

Build14332までの新機能

今回までのInsider Preview Buildで6月に予定されてるBuild2016(仮)に向けて、大幅に機能が追加・修正されています。これらの追加・修正された内容について主だったものを検証してみました。なお、アップデートを実行時にMicrosoftアカウントのままだと、一度ローカルアカウントに切り替えて、再度Microsoftアカウントにサインインするように促されます。

システム面

Bash on Windows

Build 14316より搭載された新機能ですが、この機能自体は殆どの一般ユーザにとっては無縁の機能です。しかし、開発者の方々にとっては注目の機能で、WindowsのコマンドプロンプトにてLinuxのBash他、Linuxのコマンド類を実行する事ができるという機能です。しかも、これは仮想環境などではなく、また移植したコマンドを実行するものでもなく、Linuxのバイナリが直接Windows10上で動作するという画期的な機能です(CUIアプリケーションのみですが)。似たようなものにこれまでもMicrosoftがリリースしてたService for UNIX、Windows上でUNIX的環境を構築するCygwinMinGWがありました。

このBash on Windowsは、これらとも少し違い、直接NTカーネル上にUbuntu Linuxのカーネルを動作させるので、直接Linuxアプリケーションを動かせてしまうというものです。但し、現時点では、まだまだ未実装な部分も多い上にバグもあるため、OSX上や仮想環境などと比較しても劣るもので実用的ではありません。(※Build 14332にてネットワーク関係のコマンドが動作するようになりました)。使用する為には以下の手順で機能を有効にしなければなりません。ちなみに、Bash on WindowsはGitで公開されています。

  1. スタートメニューよりPC設定を開き、「更新とセキュリティ」の画面を開きます。
  2. 「開発者向け」を開き、開発者モードにチェックを入れます。一旦再起動しましょう。
  3. 続いて、コントロールパネルを開き、「プログラムと機能」を開きます。
  4. 左側にある「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます。
  5. Windows Subsystem for Linuxという項目があるので、チェックを入れOKを押します。
  6. 再起動します。
  7. タスクバーの検索窓より、「Bash」と入力し、実行します。
  8. なんか文字化けしていますが、気にせずに y を入力してEnterを押します。
  9. いろいろダウンロードが始まり、終わるまで待ちます。終わると文字化けが解消します。
  10. UNIX Userを入れろというメッセージが出るので、rootと入力。パスワードは無し。
  11. apt-getするまえに、一度apt-get updateを実行しておきましょう。
  12. 日本語パッケージを入れてみる。apt-get install language-pack-ja-base language-pack-jaで日本語パッケージを拾ってきてくれる。
  13. update-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE=”ja_JP:ja” コマンドを入力して、ロケール設定する。
  14. source /etc/default/localeコマンドを入力する
  15. これで日本語表示が扱えるようになる。
  16. ちなみにこの段階で、Bash on Ubuntu on Windowsという項目がスタートメニューに登録されています。次回以降これでも起動できます。
  17. Build 14316で生じていた、DNSの逆引きやネットワーク周り、mvコマンドの不具合等はBuild 14332にて修正されました。

ちなみに、たとえばnanoなどで日本語UI状態にする為には、nano ~/.bashrcで設定ファイルを開き、以下の項目を追加してbashを立ち上げなおすと日本語になります。

bashrc

図:nanoでbashrcを編集中

いろいろと現在までに出ている情報や検証をしてみると以下のような特徴があるようです。

  • aptコマンドでパッケージを追加したり、いわゆるLinux標準のコマンドがそのまま使える。
  • Windows側ファイルシステムにも普通にアクセスする事ができる。しかし、exeの実行や操作などはできない。
  • ユーザ毎にフォルダが用意され、環境が用意される
  • X Window Systemはサポートされていないので、GUIアプリの実行はできない。
  • Daemonがサポートされていないので、動くといってもサーバや常駐して動くアプリケーションは動かない。
  • Windows側のファイルシステムは、/mntディレクトリ以下にマウントされていて、ドライブレターのディレクトリができてる
  • 標準の文字コードはUTF-8。しかし、WIndows側はUTF-16である。
  • システムそのものは、LinuxのWineみたいなもの。LinuxのAPIをWindowsのAPIに変換しながら動かす仕組み
  • 日本語表示や扱いに難がある。
  • psコマンドやTopコマンド等はあくまでもLinuxサブシステムのものしか出てきません。
  • HFS+のファイルシステムをマウントとかもできません。
  • nanoといったテキストエディタは最初から入っています。
  • ibus-mozc入れてみたけれど、日本語入力はできなかった。
  • sshが使えるので、コマンドプロンプトからsshでリモート管理ができます。sshクライアントを別途必要なくなるのは有意義かも。

linuxbash

図:Ubuntu Linuxそのものが動くイメージです。

bashonwindows

図:aptコマンドでパッケージインストール中

UACのメッセージダイアログ

アプリケーション実行時にUACが働く場合のダイアログがちょっと見やすくなりました。

uacdialog

図:VMware Toolsインストール時

BSOD時にQRコードが表示

Blue Screen Of Deathというシステムが突如として停止し、謎のエラーメッセージを表示する青い画面のアレですが、これまでは普通の人間には意味不明なエラーコードとデバッグ情報を吐き出すだけのなんの意味もない機能でした。それだけでは解決法もわからず、エラーコードを紙にメモって、他のマシンでウェブ検索をして解決策を調べるといった事をやっていた人も多いでしょう。Build 14316よりQRコードが表示され、スマートフォン等でそれをパシャリとすることで、該当のエラーコードについてのページに飛ぶようになっています。ただ、この機能はあまり期待していません。

というのも、Microsoftのページで該当のエラーコードとその対処法を見て無事に解決できたケースは非常に少ない上に、機械翻訳のような非常に読みにくいドキュメント、また英語のドキュメントしか用意されていない等もこれまでも何度もあった事です。Stack Overflowあたりを探索したほうがよっぽどマシな回答が得られるでしょう。間違っても日本のMicrosoftサポートコミュニティなどに行ってはいけません。試しに仮想環境に於いて、Windows InternalsのツールであるNotMyFaultをインストールしてみて意図的にブルー・スクリーンを出してみることにしました。実機では非常に危険な行為なのでやめましょう。今回はStack Overflowを実施してみました。

notmyfault

図:様々なクラッシュを意図的に起こせるツールです。

stackoverflow

図:実際に出た表示。確かにQRコードが出てる

やってみた感想ですが、QRコードが出たのでカメラで取ろうと思ったら、自動的に再起動がかかってしまい、あっという間にリブートしてしまいました。

アプリケーション面

Microsoft Edge関係

ここ最近のInsider Previewで一番アップデート内容の多いものが、Microsoft Edgeに関する内容。Internet Explorerを廃止する方向性なので、次期ウェブブラウザとして次のアップデートまでにはChromeやFirefoxといったサードパーティのウェブブラウザに追いつかなければならないという事かもしれません。ここ最近のアップデートの内容をまとめると

  1. Build 14291にてEdgeに拡張機能が装備された。Mouse GestureやMicrosoft TranslatorなどChromeなどでもよく利用される機能です。
  2. Build 14316にてさらに新しい拡張機能が追加された。OneNote ClipperとPin It。
  3. 完全互換ではないものの、ChromeのExtensionがEdgeで動かせるようになっている模様。
  4. Adobe Flashをデフォルトで無効に。ユーザが自主的にFlash部分をクリックなりしないと動かないように変更されました。
  5. タブを固定するピン留め機能追加

Flashは全ブラウザで基本的には今後、静かに終わらせていく方向性ですので、Flashに対する措置は当然の流れですが、Chromeの拡張機能とほぼおなじ作りになってる理由は開発者が移植をしやすいようにしてる為と言われています。拡張機能のインストールについては、以下の手順で行います。

  1. Microsoft Edgeを起動し、・・・をクリックして、拡張機能をクリックします。
  2. ストアから拡張機能を取得するをクリックします。
  3. 今のところ全部で5個の拡張機能がリリースされているので、ダウンロードボタンを押します。
  4. 拡張機能はexe形式でダウンロードされるので、ダウンロード後にそのexeを実行します。
  5. もう一度、・・・をクリックして、拡張機能をクリックします。
  6. 拡張機能の読み込みをクリックします。
  7. extensionフォルダが出てくるので、先ほどのものが解凍されてるのでそのフォルダを指定します。
  8. これで、登録

正直、Chromeのそれと比較すると拡張機能の導入にやたらと手間掛かる上に、スマートではありません。正直、道のりが長い気がします。既にIEもEdgeもChromeにそのシェアを抜かれてしまったので、嘗ての時代のようにOS標準だからといってシェアを独占出来る時代ではなくなってしまったようです。

extensions

図:拡張機能をインストールしてみた

標準アプリがUWP化

意味があるのかどうかはわかりませんが、これまでのWindows標準アプリがUWP化されてリリースされるようです。次の大型アップデートでは標準化されるのではないかと言われています。現在はまだ入手自体は出来ないようです。

  • WordPad – 簡易リッチテキストエディタとしてDOCファイルなども見られる
  • 文字コード表 – 通常の変換で出てこないような文字を探索し入力する為のソフトウェアです。
  • FAXとスキャン – FAXを送る為のソフトウェア。今更使う機会があるかどうか。
  • XPSビューア – MS謹製のPDFっぽいドキュメント形式を閲覧するソフト。XPSファイル殆ど見かけませんが。

ストアアプリを充実させたいという思惑以外にも、Win32や.NETアプリをUWPアプリに変換するDesktop App Converterというツールで変換出来ますよというアピールも目的なのではないかと言われていますが、いかほど。スラドあたりでも話題になっていますね。

※2016年5月26日にリモートデスクトップもUWPアプリでリリースされました。RD Gatewayにも対応しているようです。

片手入力キーボードと手書き入力

Build 14291にて実装された機能です。Windows10であればMobileだけでなくPCでも利用できます。ただし、タブレットモードにする必要があるので、使う場合にはまず、タブレットモードにしましょう。

  1. タスクトレイにある通知アイコンをクリックして、タブレットモードをクリックします。
  2. タスクトレイに新たにキーボードのアイコンが出てきます。
  3. 文字を入力する画面(ブラウザの検索画面など)で、キーボードアイコンをクリックするとスクリーンキーボードが出てきます。
  4. スクリーンキーボードの右下にある「日本」という文字をクリックすると、手書きや片手入力、フルキーボードなどが選べるようになっています。
  5. 手書きを選ぶとペンデバイスで入力ができます。
  6. 右よりのキーボードを選ぶと片手入力キーボードになります。配置場所は自由に変えられます。

あまりこれらの機能はPCでは利用する機会はないと思いますが、Windows10 MobileやSurfaceなどではどうでしょうか?しかし、実際にWindows10マシンで使ってみましたが、いまいちな感じ。手書き入力系はGoogle Chromeで既に実装されていたりしますが、それから比べると入力の自由度が結構低いです。また、片手入力キーボードですが、なぜiOSデバイス用にWord Flowという扇状のキーボードアプリを出してるのに、こちらはそれが使えないのか?ちょっとPCチックな機能でスマートさがないように思えます。

flick handinput keyboard

図:右から、片手キーボード、手書き入力、キーボード変更画面

Windows Ink

Build 14328より搭載されてる機能で、付箋紙作成や手書きパッド、画面スケッチの3種類の機能が追加されています。面白みのある機能でもなんでもないですが。使用する為には、以下の手順が必要です。

  1. タスクバー上で右クリックして、「Show Windows Ink Workspace Button」にチェックを入れる
  2. タスクバーに現れた筆のアイコンをクリックする
  3. 付箋紙、手書きパッド、画面スケッチの3種類から使いたいものをクリック
  4. 作成する

といった具合。付箋紙は普通に付箋紙を画面に貼り付けるもの。手書きパッドはフルスクリーン表示でペンタブやマウスなどで線を描く為のもの(絵が掛けるわけではありません)。画面スケッチは現在の画面のスクリーンショットを取って、そこに手書きで文字を書き加えるもので、画像をそれぞれ保存する事が可能。

windowsink windowsink2

図:Windows Inkの有効化とアプリ一覧

Miracastレシーバ

Build 14316より、Windows10に接続というアプリが追加されています。これは何かというと、Windows10マシンそのものをMiracastレシーバに変えてしまうというもので、スマートフォンや他のPCの画面をChrome castやAppleTV(こっちは1Airplayですが・・・)のように飛ばして、無線のディスプレイ化するというもの。VNCやリモートデスクトップとは違うので注意。また、Miracastレシーバ状態の時、そのマシンは単なる外部ディスプレイとなるので、操作はできなくなる。主にWindows10タブレット側でこの接続アプリを起動して待受をしておき、メインのWIndows10マシンなどから、そのタブレット側へMiracastとして接続して使う事が想定されています。

手持ちに他のWindows10デバイスがないため、Build2016がリリースしたら試してみたいと思います。また、仮想環境ではこのアプリを使ってMiracastレシーバになることはできません。

修正点

  • コマンドプロンプトに於いて表示するフォントがいろいろ選べるようになった。また高DPI環境時のフォントのスケーリングも綺麗になった。 [Build 14322]
  • CortanaからOffice365のコンテンツの検索が可能になった(メールやドキュメント類、カレンダー等など) [Build 14322]
  • Microsoft Edgeでファイルダウンロード時に99%で停止する問題を修正。 [Build 14332]
  • バッテリー低下通知をCortanaがしてくれるようになった。デフォルトでは20%以下になると通知される [Build 14316]
  • Windows10デバイスを探す機能が搭載。iPhoneのiPhoneを探す機能と一緒で、なくしたりした時にGPSを頼りに、対象のデバイスを探します。 [Build 14316]
  • Cortanaを通じてWindows10マシンとスマートフォンとの間で、道順などの探索情報を共有する事ができる。Win10マシンでの検索結果をスマフォ側にも送れるわけですね。 [Build 14316]
  • UWP版Skypeアプリをリリース
  • Windows Updateに於いて、よくPCを使う時間を設定しておくとその時間を回避してアップデートを実行するようになる。 [Build 14316]
  • タブレットモードがよりタブレット向きにカスタマイズ可能。常にフルスクリーン表示やタスクバーの非表示などを設定から調整可能になった。また、スタートメニューはWindows8のようにフルスクリーン表示となる。 [Build 14328]
  • タスクバーのアクションセンターの通知はバッヂ表示になり、表示内容のカスタマイズも可能になった。[Build 14328]
  • Build 14295およびBuild 14332のISOがダウンロードできるようになりました。ダウンロードサイトはこちらです。
  • Build 14332の仮想マシンがダウンロード出来るようになりました。ダウンロードサイトはこちらです。
  • その他バグがたくさん修正されています。

その他

ユーザにバグ出しのクエストを出すイベント

Windows10 Insider Previewは、それまでと異なり、ユーザがオープンにバグの検証や報告などに参加できるようになっています。また、裾野が広い為、OSXとは異なりかなり膨大なバグ報告をユーザから提供を受けて修正や機能の追加を行っています。これまでは、開発者向けなどの閉鎖的な形でのベータ版提供などがソレだったわけですが、今回、Build 14332よりさらにゲームのようにデバッグを行って報告をするイベントが用意されています。

1つは、24時間を限度にテーマの変わるLimited Time Quests、そしてもう一つがリカバリ当たり前の人柱根性と技術を持つもの向けのAdvanced Questsです。これらのクエストに参加しても粗品がもらえるわけでも何でもないのですが、とりわけ日本からのバグ報告やフィードバックは少ないという話も聞こえてきてるので、Windows10がより改良される窓口になります(とはいえ、仕様として修正されないものもありますが)。参加手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューよりFeedback Hubアプリを起動する
  2. Microsoftアカウントでログイン
  3. 左上の≡をクリックして、Questsを開く
  4. クエストが出てくるのでMoreボタンを押す。
  5. 出てきた内容を自分なりのやり方で実施をし、最後にDoneボタンを押して報告

これだけです。殆どが英語のクエストなので日本語のクエストが少ないのですが(これが日本からの報告が少ない理由でもあると思いますが)、このクエストの報告を元に改良が進められるので、次期アップデートである6月までに積極的に参加してみたいという人はFeedback Hubを使って参加をしましょう。

bugbash

図:Feedback Hubはデフォルトでインストール済みです。

追加情報

依然として、Windows10は正直なところ、使いやすいOSとは言いがたく、様々な面でトラブルやちょっとした対処をしてあげなければならない情報がポロポロ出てきます。今回も、自分が遭遇したものなどを中心にその対処法などをここに列挙してみたいと思います。

構成変更に伴う再認証問題

2016年6月のニュースによると、とある方(有名な人)がWindows10 Homeリテール版を購入後に、Proへ有償アップグレードをした後、システムドライブのHDDをSSDへ交換したら、Windows10のライセンス認証ができなくなったという報告が出ました。Windows10の無償アップグレードプログラムでは、元々、構成変更は基本的にNGで電話認証も不可という情報は出回っていましたが、今回のケースは正規のリテール品であるにも関わらず、認証不可扱いを受けたようです。

その後、このライセンス失効自体が誤りであるという事で、再度認証できたようなのですが、問題なのは「カスタマーサポートの人間が、認証不可として蹴った」事です。リテールパッケージ品は他のPCへのライセンス移行は出来るにも関わらず、問い合わせで蹴るというのはどういう了見なのでしょうか?

以上の事から

  1. 正規リテール品でも、構成変更をするとライセンス認証が外れることがある
  2. 正規リテール品では、電話認証でいちいち再認証を行わなければならないことがある。なんで素直にオンライン認証できないのか?
  3. 無償アップグレードプログラムの場合、同様のケースで認証が外れるとライセンスが失効する。
  4. Windows10の正規品や無償アップグレードは、1度ライセンス認証する前に、構成を決めておく必要がある。
  5. 4.の件を鑑みると、内臓HDDを増設しただけで、違うPCとされてライセンスが失効する可能性もある(そもそも、MSがキッチリ認証基準を公開していない)
  6. 新規でWindows10のPCを買ってもこれだとおちおち使っていられないのでは?消耗品のHDD飛んだだけで、PC自体も使えなくなるとか・・・
  7. Microsoft StoreでWindows10 Proアップグレードはするべきではない。最初から、Windows10 Proのリテールパッケージを買うべきという話。

認証システムやライセンス管理に問題がある上に、カスタマーサービスのコミュニケーション能力、情報共有体制に問題があるとなるとちょっと、どうかと思います。ユーザに余計な作業を未だにやらせるスマートではないOSというイメージしか持たれないと思いますが。もうすぐ1年経過するというのにこの体たらくとは。

TIPS関係

画面が真っ黒になってカーソルのみになる

Windows10にアップデートや、割りと大きな変更を伴う更新パッチのインストール後に、画面が真っ黒になってカーソルのみになったり、画面がおかしな表示になることがあります。買ったばかりのゲーミングPCでも発症したので、ここに対処法を。この問題は、Windows10のWindows Updateが勝手にデバイスドライバまでも拾ってきて置き換えてしまうがために起きる現象です。それが適切なドライバならともかく、GPUドライバに関しては、適切ではないドライバを入れたりする(古いドライバに置き換えてしまったりとかね)。なので、この現象に遭遇したら、以下の2つの対策を実施する

GPUのドライバを元に戻す
  1. ブラックアウトしたままで何もできない場合には、セーフモードで入り直す。一応起動するにはする場合にはそのまま続行する
  2. また、黒い画面にカーソル状態で、Ctrl+Shift+Escキーでタスクマネージャを呼び出せる事があるので、ファイル⇒新しいタスクの実行にて、explorer.exeと入力し実行すると、デスクトップが表示されることがあります。
  3. コントロールパネルを開き、デバイスマネージャを開く
  4. ディスプレイアダプタを開き、デバイスを選択し、プロパティを開く
  5. ドライバタブにある「ドライバーを元に戻す」ボタンを押し、指示に従う
  6. 再起動

これで、とりあえず起動するようになります。

devgpu

図:GPUのデバドラを元に戻します。

勝手にデバイスドライバを更新しないようにする

自分のマシンの場合、nvidiaのGTX960を使っていますが、適切に最新のドライバがnvidiaのツールから配信されているので、Windows Updateのそれは甚だ迷惑なのです。一度それでトラブルに遭遇しました。よって、このデバイスドライバを勝手に更新するような真似を止める手段を講じておきましょう。以下の手順で実行します。

  1. タスクバーの検索窓より、「デバイスのインストール設定の変更」と検索して実行する
  2. 開いたら、「いいえ」にチェックを入れて変更の保存ボタンを押す。

これでOKです。MicrosoftがデバイスドライバまでWindows Updateで配信するのはXP時代からなのですが、一度として適切なドライバが配信されたことはないので、この設定はしておくべき項目でしょう。

devicedriver

図:デバドラは勝手にインストールしないようにしましょう

ファイルのドラッグ&ドロップが出来なくなる

買ったばかりのWindows10のゲーミングPCでちょいちょい、ファイルのドラッグアンドドロップが出来なくなる現象があります。何の前兆もなく起きるので、困ったものですが、再起動すると何事もなく治ったりします。この現象なのですが、Windows8の頃から発生して未だに直されていない現象の一つで、何がトリガーになってるのかが不明です。クリックは出来るが、ドラッグが出来ないというのは困ります。解決策は以下の2点ですが、自分の場合、1.の解決策で治りました。

  1. デスクトップを右クリック⇒表示⇒アイコンの自動整列 をクリックして、解除した状態にする
  2. 管理者権限でコマンドプロンプトより、sfc /scannowを実行する

rightclick

図:突然起きる現象でアイコンを掴んで移動できなくなります。

システムの調子がオカシイそんな時に

Windows8よりシステムの修復関係は大幅に変わりました。それまでのシステムの復元以外にもコマンドラインから修復を試みる手段が増えているので、Windows7までのユーザからすると、より修復する選択肢が増えています。しかし、どれをどの手順でやったら良いのか?となると、手が出しにくいですね。ましてや、システムは取り敢えず起動するけれど、何か調子がオカシイ時となると。

ということで、システムの状態チェックと修復に関しては以下の順番で行うと良いという手順をまとめてみました。以下青文字は全て、管理者権限でコマンドラインから実行します。

  1. chkdsk c: /f – 通常のチェックディスクです。これはファイルというより、かつてのスキャンディスクですね。
  2. sfc /scannow – 大抵はこれで修復できる。しかし、一部修復できなかったとメッセージが出ることがある。そんな時はセーフモードで同じコマンドを実行してみる。
  3. DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth – 2.でも修復出来なかった場合に実行。100%に到達するまで待つ。20%付近でやたら進捗しなくなりますが、そういうものなので、耐える。結構時間がかかります。ほぼ、これで修復が可能です。但し、このコマンドはセーフモードでの実行は出来ません。
  4. 3.において、ソースファイルが見つかりませんでしたというエラーの場合には、こちらを参照
  5. 3.実行後に、エラー項目がなければ、再度、sfc /scannowを実行し、Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでしたと出れば修復成功です。
  6. それでも治らない場合には、システムの復元を実行しましょう。
  7. それでもダメな場合結構致命的な可能性があります。セーフモードより、イメージでシステムを回復や、事前に作っておいた回復ディスクより回復などを行う必要性があるかもしれません。
  8. 最悪の場合はOSの初期化 or 再インストールとなります。
  9. もし、1.で重大な問題が出た場合には、chkdsk c: /rにて、フルのチェックディスクが実行出来ます。かなり時間がかかります。

Microsoft Edgeで短縮URLが開けない

昨晩気がついた事なのですが、Microsoft Edgeにて、goo.glの短縮URLを開かせたところ、ずっとページが開けない現象がありました。原因を調べてみたところ、開けない原因は、EdgeのSmart Screenにありました。よって、Edgeにて特定の短縮URLサイトに関しては、表示がされないようですので、使いたい方はSmart Screenをオフにしましょう。但しこの機能はセキュリティ保護のためにある機能なので、本質的にはオフにしないほうが良いものです。短縮URLを使用したDrive By Download攻撃を防ぐ意味では、封じられていても仕方がないことではあります。一応、以下にオフにする手順を記載します。

  1. Edgeの右上の「・・・」をクリックして、設定を開く
  2. さらに詳細設定を表示をクリック
  3. 一番下にある「SmartScreenフィルターをつかって…」の項目をオフにする
  4. Edgeを再起動する

これでgoo.glなどの短縮URLでも表示されるようになります。おそらく、自動転送処理自体をアウト見做しているのかなと。

shortner

図:短縮URLサイトそのものは開ける

ログインパスワードを忘れたら

Windows10ではユーザがパスワードを忘れてログオン出来なくなった時に備えて幾つかのリカバリ手段を用意しています。よって、これからWindows10を使うという人は以下のパスワードリカバリ手段について事前に知ってくと、そのような状況になった時でも冷静に対処ができます。

  1. Microsoftアカウントでログオンしてる場合は、Microsoftアカウントのリカバリを行えば、ログオンできるようになります。よくあるウェブサービスのパスワードリセット方法とほぼ同じ手法です。
  2. パスワード設定時にヒントを設定してると思いますが、本人にだけわかる簡単な設問と答えからリカバリ可能です。
  3. パスワードリセットディスクを事前に作っておくと、そのUSBディスクを持って、リカバリを行えます。但し、そのUSBディスクは厳重に管理する必要があります。
  4. その他の方法

となっています。ここで忘れる前に準備しておく必要があるのは、3.で、この機能自体はWIndows7時代よりある機能なのですが、作ってる人をあまり見たことがありません。その他の方法は検証していませんが、Trinity Rescue kitのようなツールを使ったパスワードの解析をやらせる方法ですが、初心者にはちょっと不向きです。ここでは、3.のパスワードリセットディスクを作る方法を解説してみたいと思います。空のUSBディスクを用意して、以下の手順を踏みます。但し、このディスクは、ローカルアカウントでログインしてる場合にだけ作成・使用することが出来ますので、Microsoftアカウントの場合、ローカルアカウントに切り替えておく必要があります。

  1. タスクバーの検索窓より、ユーザアカウントと検索して出てきた項目をクリック
  2. 左側にある「パスワードリセットディスク」の作成をクリック
  3. パスワードディスクの作成ウィザードが出てくるので、USBメモリを刺して、支持に従い作成する。
  4. 現在のパスワードを入力して進めるとあっという間に作成完了

ディスクはログイン画面で、入力に失敗した時に出るパスワードリセットをクリックする前にUSBメモリを刺せば、そこからリカバリできる仕組みになっています。

passreset

図:パスワードリセットディスク作成はこちらから。

壁紙やテーマが同期して困る

自分は、購入したWindows10のPCとは別に、Insider Previewについては仮想環境下で検証を行っています。そんな時、壁紙をそれぞれで変更してあるのですが、Microsoftアカウントでログインを行っていると、実は、この両者の間で同期が図られ、同じ壁紙になってしまいます。対象がWindows8であってもこの挙動は出ますので、正直な所邪魔です。テーマを新規にインストールしても同様で、もう一方のマシンでもそれが反映されるようになっています。この挙動を停止させるためには、以下の作業を行い、同期をOFFにしてあげる必要性があります。

  1. スタートメニューよりPC設定を開き、アカウントを開く
  2. 設定の同期を開く
  3. テーマという項目があるので、これをOFFにする
  4. 他にもいくつかの同期項目があるので、お好みに応じてOFFにする

sync

図:同期をオフにするとテーマが同期しなくなったりします。

ストアアプリのゲームでゲームパッドを使う

Windows10が推進してるものの1つとして、XBOX Oneとの融合があります。すでに幾つかのXBOXゲームがUWPとしてリリースされており、XBOXのカーシミュレーションゲームとして期待されてるForza Motorsports 6もUWPとしてリリース予定になっています。しかし、これらのUWPアプリの中には、通常のゲームパッドが使えない、また使えてもXBOXコントローラにしか対応していないものがあります。その1つが、スマフォのカーレースゲームとして完成度の高い「Asphalt8」です。普段、PS2のコントローラをUSB接続して使う変換アダプタを使用してPCに接続していますが、そのままでは使えません。

図:ELECOMのPS2コントローラをUSB接続する為の変換アダプタ

この変換アダプタで接続すると普通のゲームパッドとして認識されますが、ここで使用するのがjoytokeyというアプリケーションです。このアプリケーションは、ゲームパッドのボタンにキーボードのボタンを割り当てるツールなので、事前に自分でボタンにキーの割当を行っておく必要性があります。設定したら、そのまま起動したままにすれば、キーボードの代わりに利用する事ができます。Asphalt8での自分の設定は以下のような感じです。

クリップボード01

図:joytokeyの設定画面

asphalt8

図:Asphalt8のプレイ画面。高クオリティです。

Explorerでのファイルの検索について

Windows8以降、Explorerに於けるファイルの検索は少々厄介な事になっています。厳密に言えば、Vistaよりなのですが、Windows Searchが標準となったWindows8よりファイルの検索で、そこにあるはずのファイルが検索結果にヒットせず、「検索条件に一致する項目はありません」というエラーが出る事があります。これにはいくつかのパターンがあります。

検索方法の問題

Windows SearchはそれまでのWindowsのファイルの検索とは異なり、検索インデックスというものを随時作成しそこからファイル名をヒットして表示しています。それまでのWindowsの場合、ファイル名の部分一致であってもきちんとリストに出てくるのですが、Windows8以降では、実は単純な検索ではファイル名の部分一致は出てきません。12345-abcde.rtfというファイルを検索するときに、12345で検索すると出てきます(前方一致)、abcdeで検索しても出てきます(後方一致)、しかしファイル名の途中の文字列が含まれてるケースである5-abで検索しても出てきません(部分一致)。

この場合のファイルの検索はアスタリスクを使用する事になります。*5-abで検索をすると部分一致で出てくるようになります。面倒ですね。

フォルダのアクセス権限等の問題

特にアップデートからの利用者に多いのですが、フォルダのアクセス権限がないために検索窓からの検索リストに出てこないケースがあります。一つはドライブ単位で出てこないケース。もう一つは所謂アクセス権限の問題。前者はたとえばDドライブにファイルがあるのに、出てこないようなケースです。この解決法は以下の通り。

  1. コントロールパネルを開き、インデックスのオプションを開きます。
  2. 変更ボタンをクリックします。
  3. 選択された場所の変更にて、対象のドライブにチェックを入れる

これで検索対象としてインデックスが作成され、出てくるようになります。さて、問題は後者。ファイルは確かにあり、インデックス対象のはずなのにリストに出てこないケースですが、フォルダに対して特定のアクセス権限が付与されていない事が原因です。特にGoogle Driveなどが同期対象にしてるフォルダ等で発生してるようで、「SYSTEM」と「Administrators(管理者権限)」がないことが原因です。以下の手順で解決が出来ます。

  1. 対象のフォルダを右クリック⇒プロパティを開く
  2. セキュリティタブを開き、編集ボタンを押す。
  3. 追加ボタンを押し、SYSTEMと入力し、名前の確認ボタンを押す。その後、OKボタンを押す。
  4. SYSTEMはフルコントロールにでもしておきましょう。
  5. Administratorsも同様に作業をします。
  6. 適用ボタンを押して完了

以上で検索可能になります。

sysdmin

図:アクセス権限を付与してみた。

インデックスの再構築

Windows8より問題視されていたものなのですが、インデックスの作成に問題があり正しく検索できないケースがあります。また、このインデックスなのですが単語単位で分割していろいろとDBに登録してるようで、単語が分断されたりするようなリネームや検索を行うとすぐヒットしなくなったりするようです。とりわけ、Windows8よりアップデートした場合、インデックスがおかしくなってるケースがあるので、再構築をしてみましょう。以下の手順で再構築が可能です。

  1. コントロールパネルを開き、インデックスオプションを開く
  2. 変更ボタンを押し、すべての場所の表示をクリックします。
  3. 選択された場所の変更にて一旦全部チェックを外します。
  4. 続いてインデックスオプションを開き、今度は詳細設定を開きます。
  5. トラブルシューティングに「再構築」というボタンがあるのでクリックします。するとインデックス個数が0になります。
  6. 再度、3.と同じ場面に於いてチェックを入れて、同じく再構築を実行します。

これで正しくインデックスが再構築されたと思います。

indexman

図:インデックスの再構築を行う場面

いっそのことWindows Searchを止めてしまう

Windows10にアップデートをすると、最初はこのWindows Searchがインデックスの再構築を行うため、動作が非常に遅くなります。また、上記のような検索トラブルもあったりするので、いっそのことこの機能を無効にしてしまうのもアリだと思います。Windows Searchをオフにしても検索自体は出来ます。以下の手順で無効化することが可能です。

  1. コントロールパネルを開き、管理ツール⇒サービスを開きます。
  2. Windows Searchの項目を見つけて右クリック⇒プロパティを開きます。
  3. スタートアップの種類を「無効」にします。
  4. また、実行中と思われるので停止ボタンを押します。

これで、Windows Searchが使われなくなります。但しインデックスを利用しないので、少々スピードは遅くなります。しかし、このインデックスの作成はSSDの場合、ちょっと寿命的にアレなので、デフォルトで切ってる人も多いでしょう。

winsearch

図:サービスとして登録されています。

Windows10特有の問題

Windows10より登場したタスクバーにある検索窓。あそこからも検索ができるのですがなぜか出てこないケースがあるようです。まだ原因不明ですが、Adobe Reader DCがインストールされているとなぜか出てこないようです。よってAdobe Readerをアンインストールすると出てくるようになるみたいです。

エクスペリエンスインデックスを再現する

Windows8.1より、Vista,7と8にはあったWindowsエクスペリエンスインデックスというものが消えてしまいました。そのマシンのスペック総合評価をしてくれるもので、ちょっとしたベンチマークみたいなものでした。しかし、機能そのものとしては残ってるようで、計測する事が可能です。以下の手順で評価実施を行えます。

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する。
  2. winsat formal -restart clean というコマンドを入力して、実行。少しの間待ちます。
  3. %windir%\Performance\WinSAT\DataStore というフォルダ内に、結果が作成されます。 Formal.Assessment (Recent).WinSAT.xml といった内容のファイルがソレです。
  4. 3.のフォルダは、エクスプローラを立ち上げて、アドレス入力欄に入れて実行すると直接飛べます。
  5. このままではどうにもならないので、WinSAT Viewerというサイトを開く
  6. ウェブサイトに直接3.のファイルをドラッグアンドドロップする
  7. 結果が表示される

以上のような手順です。Powershellでも管理者権限で、Get-CimInstance Win32_WinSat というコマンドを実行すると直接、結果を表示してくれますので、こっちのほうが便利かもしれません。

xmlfile

図:結果の入ったXMLファイルを探してるところ

experience

図:WinSAT Viewerで表示してみた

pshellsat

図:Powershellでの結果。直接評価値が表示される

開発環境関係

Windows10がリリースされて、同時に強化されているのが開発環境。個人利用でフル機能が完全無償化されたVisual Studio 2015 Community Editionだけでなく、Visual StudioにてC#でAndroidやiOS用アプリを開発できるXamarinを買収し、すべてのVisual Studio およびXamarin Studio Community EditionとしてMacにも無償提供されるとのこと。その他、ウェブページを簡単にアプリ化(appx形式)にするウェブサービスであるWindows App Studioも始まっています。

Xamarinのダウンロードとインストール

Xamarinをダウンロードする為には、ダウンロードのページにて、氏名とメールアドレスの入力が必要です。そして、Download Nowのボタンを押します。すると、vstoolsforxamarin.exeがダウンロードされます。Xamarin Studioの場合、下にある「or Download Xamarin Studio for OSX」をクリックすると、Xamarininstaller.dmgがダウンロードされます。今回は予め、Visual Studio 2015はインストール済みなので、I already have Visual Studio installedにチェックを入れていますので、ツールのインストールのみです。

  1. vstoolsforxamarin.exeを実行する
  2. つづけてVisual Studio 2015 Update 2を続けてインストールする
  3. 完了すると、新規プロジェクト作成にiOSやAndroidに関するものが出現する

但し、現時点でこのXamarinは極めて情報は少ない上に、標準テンプレートをビルドしただけでもエラーの嵐。おまけにVisual Studio含めてインストールすると数十GBものディスク容量を要する為、正直な所、モバイルデバイスを開発する環境としてはお手軽とは到底言えない状況にあります。こちらのサイトにその辺りの事がまとめられているので、それでもXamarinで開発したいという人はどうぞ。

xamarin

図:VS2015でiOSアプリがC#で開発できる

Windows App Studio

Windows10用のAppとして手軽に作成できる開発環境で、ブラウザのみで作成します。といっても、exe形式のアプリではなくストアで配布されるようなUWPを作るもので、また、コーディングは不要。ウェブページをアプリ化するだけなので、極めて単純なアプリケーションしか作成することはできません(というよりも、アプリケーションの部分は、自分でウェブサービスとして別に用意しておく必要がある)。作成手順は以下のとおり。但しこれでGoogle Apps Scriptで生成したappガジェットを表示してみようと思いましたが、Google側のクロスサイトスクリプティング対策の為、App化はできませんでした。

  1. Windows App Studioのサイトで今すぐ開始ボタンを押す
  2. Microsoftアカウントでログインする
  3. テンプレートから選ぶ。独自の場合にはHosted Web Appを選ぶ。今回はHosted Web Appでやってみます。
  4. Appの名称を入力する。そして画面サイズを決定する。
  5. Start with this oneをクリックして次へ進む。
  6. カスタマイズの画面になります。ここで細かくいろいろと設定を行います。現在日本語化されていないので、使いにくいです。カスタマイズを施す毎に上のSaveボタンを押します。
  7. base urlにアプリ化したいアドレスを入力。いろいろやったら、最後にFinishボタンを押す。
  8. パッケージの生成画面になります。Generateボタンを押します。
  9. Generation TypeでInstallable PackageとPublish PackageをONにします。但し、タブレット向けの場合、選択できないオプションもあります。そしてもう一度generateボタンを押します。
  10. しばらく待つと、ソースコード、インストーラ、パッケージの3つが生成されるので、好きなのをダウンロードします。
  11. アプリをインストールするには、Windows App Studio Installerがインストールされている必要があります。
  12. 今回はインストーラパッケージを落としました。
  13. Windows App Studio Installerがインストールされてると、パッケージのダウンロードボタンを押した時に、アプリケーションの起動ボタンが出ます。
  14. そして、インストーラが立ち上がり、installボタンを押します。

その他の情報

プライバシー情報の送信を阻止する

Windows10は、それまでのWindowsとは異なり、莫大な量の個人情報やマシン、マシン内の情報をMSに送信してるだけでなく、ウェブの情報によると第三者機関にまでその情報を渡してるという話があります。よって、Windows10をそのままの状況で使い続けるのは非常に危険な行為であり、意図していない情報の流出を招く可能性があります(最近のアップデートでは、Windows7/8にまでその機能が更新パッチに紛れて追加されてるとのこと)。よって、これらの情報送信を阻止する必要性があります。以下のツールを使用して、完全に阻止してしまいましょう。但し、Insider Previewに入れて実行すると、Insider Preview参加が出来なくなりますので注意。

  1. Destroy Windows Spyingをダウンロードする。
  2. DWS_Lite.exeを起動する
  3. Destroy Windows10 Spyingというボタンを押すだけ。但し、アンチウイルスソフトが起動してると、hostsファイルへの書き込みをガードしてしまうので、一時的に解除しておく必要がある。
  4. 再起動する

これだけで、以下の対策が施されます。

  • 設定にて手動で行っていた送信オフをすべて一気にやってくれる
  • テレメトリ関係の設定をすべてオフにしてくれる
  • hostsに書き込みを行うことで、そのサーバとの通信を遮断する
  • コマンドプロンプトで行っていたキーロガー関係の処理を実施する
  • office2016関係のテレメトリもオフにしてくれる

このツールはソースコードも開示されていますので、興味があれば改造する事が可能です。要Visual Studio。似たようなツールに、「Ashampoo Antispy」や「DisableWinTracking」「Spybot Anti-Beacon」「O&O ShutUp10」など他にも様々な同類のツールがリリースされています。しかし、今後大規模アップデートなどで設定がリセットされたりすることが考えられるので、アプリケーション自体はキープしておくと良いでしょう。

antispy

Insider Preview参加者以外もフィードバック出来るようになった

いつ頃からかなのかわかりませんが、Insider Preview Buildにだけ含まれていた「フィードバックHub」というアプリが、通常のWindowsユーザでも利用できるようになったようです。詳しい使い方は、こちらのページを参照してください。アプリケーションはこちらからダウンロードが出来ます。しかし、言ってみればデバッグ報告ツールなので、ほとんどの方にとっては無用のツールと言えます(そこまで暇じゃないですしね)。

feedback

図:ほとんど英語なので、上級者向けですね

ストアへのアクセス制限が無効にされる

これまで、Windows10 Proでは、gpedit.mscを利用して、ストアアプリからWindowsストアにアクセスして、アプリのインストールを制限する事が可能でした。しかし、どうやらこの制限機能、2016年4月に使えないようにしてしまったようです。実際に以下の手順でストアアプリのインストール制限を行う事ができていたのですが。この制限を使う場合には、Windows10 Enterpriseを使えという話のようです。

  1. gpedit.mscでグループポリシーエディタを起動する
  2. コンピュータの構成⇒管理用テンプレート⇒Windowsコンポーネントを開く
  3. ストアを開く
  4. ストアアプリケーションをオフにするを開き有効にする

gpeditstore

図:色々と嫌な制限が追加されていく・・・

Windows7にSP2のようなものリリース

Windows7は現在、Service PackはSP1しかリリースされておらず、その後は累積パッケージが個別にバラバラと配布されてきました。よって、新規にWindows7マシンをセットアップする場合には、SP1を当ててから、莫大な数のWindows Updateで時間を潰すという事が必要でした。しかし、ウェブを介したアップデートというのは1台だけならともかく、複数台となると情報システム部門の負担は莫大です。ということで、SP1から今日に至るまでのパッチが含まれており、Internet Explorer 11および.Net Frameworkのアップデートは含まれていない。

このSP2のようなものは、Convenience Rollupと呼ばれており、Microsoftカタログ(要Internet Explorer 11)よりダウンロードできる。また、Windows7 SP1のスタンドアローンインストーラは、こちらのページからダウンロードできるので、両方共手元に入手しておくと良いでしょう。よって、まっさらなWindows7マシンを最短で最新にするには

※但し、このRollupパッケージをリリースする目的は、よりWindows10への移行を推し進める為のもので、実際にWindows10移行に関するあれやこれやのパッチも全部含まれているので、インストール後にWindows10への強制アップデートなどを避けたい場合には、アップデート阻止の措置を取る必要があります。

デバイスドライバを手動で更新する手順

Windows10にアップデートしてから、グラフィックカードやWiFiなどで不具合が生じており、場合によってはKP41病が出たり、WiFiがブツブツ切断されたりと困ってる人は非常に多いです。Windows8より以前のデバイスドライバのままだと、Windows10ではこのような不具合が生じるだけでなく、Windows10に標準で用意されてるドライバですら、問題を起こす事があり、アップデート時にはこれら古いドライバが自動的に選択されてしまい問題を引き起こしています。これらを解消する為には、それぞれのデバイス用にメーカーがWindows10対応を謳ってるものをダウンロードしてきて、手動でドライバを当てる作業が必要になります。

今回、購入したばかりのゲーミングPCにてGW-450Dという自分がRaspberry Pi用に買って使っていたWiFiドングルを挿したらトラブルが起きたので、これを例に手動でドライバを当てて見たいと思います。GW-450Dの場合のケースは、挿したらすぐ使えるのですが、5GHz帯のアクセスポイントが検出できないという不具合を、Windows10標準搭載のドライバが抱えていました。この症状は、GW-450D KatanaやGW-450D2でも発生しています。

  1. メーカーのHPよりWindows10対応のドライバをダウンロードしてくる
  2. ダウンロードしたZIPを解凍し、ファイルの中に32bitと64bitの2種類のドライバがそれぞれ入っているのを確認する。
  3. タスクバーの検索窓より「デバイスマネージャ」を検索して、起動する
  4. ネットワークアダプタの中にGW-450Dが認識されているので、これを右クリック→プロパティを開く
  5. ドライバタブを開き、ドライバの更新をクリックする
  6. 「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリックします。
  7. 次の画面では、「コンピュータのデバイスドライバの一覧から選択します」をクリックします。ここで、直接2.のドライバを指定しても、手動でドライバが当たりません。
  8. 次の画面では、「ディスクを使用」をクリックします。
  9. 次の画面では、参照ボタンを押します。今回は64bitドライバが目当てなので、そのフォルダの中まで入り、netr28ux.infを指定します。
  10. OKボタンを押し、次へボタンを押す。

これで、無事に手動でドライバを当てる事ができました。同じようにグラフィックボードや、SATAコントローラ、CD-ROMデバイスなど様々なデバイスで問題を起こしてると思われるものは、同じ手順でドライバを用意して手動で当てることにより、不具合が解消されたり、KP41病が治ったり、さらにはCRITICAL STRUCTURE CORRUPTIONや、watchdog violationといったブルースクリーンのエラーで止まる現象が解消するかも知れません。

gw450d

図:手動でドライバを更新。何年ぶりかの作業でした。

CortanaはEdgeとBingのみで使用可能に制限

まだ、時期は明確になっていませんが、今後、Cortana検索に関してはEdgeとBingでの検索に制限を加えるというアナウンスが出されました。検索精度を理由にしていますが、OSの基幹機能として組み込んでるにも関わらず、ユーザの選択肢を排除し、現在使用できてる機能に制限を加えるのはこれまでもMicrosoftに見られた傾向です。現時点で、そもそも精度云々以外についても、SiriやOK Googleなどからしたら大したこともない機能なので、影響は小さいですし、そもそも音声検索ってモバイルであっても、言うほど使われてるものじゃないので、特に注目に値するアナウンスではないと思います。

しかし、早速この制限を解除するフリーウェアが登場したようです。ソースコードも開示されています。ウェブサイト内のdownload the appのリンクをクリックして、「Download Cortana_Search overrides Cortana’s search engine」をクリックすると、zip形式でダウンロードされます。制限解除方法は以下の通り。

  1. 中にはVC++2013ランタイムの他、x86とx64、そしてソースの4つが入っています。VC++2013ランタイムをまずインストールする。こちらも64bitと32bitの2つが用意されています。
  2. しかし、説明書きにないのですが、この修正アプリはVC++2015でビルドされてるらしく、msvcp140.dll/msvcr140.dllがないと言われる。よって、VC++2015ランタイムをダウンロードしてきて、インストールする必要性もある。自分のOSのbit数に合わせてダウンロードし、インストールする。
  3. インストール後一旦再起動する。
  4. 64bitならx64、32bitならx86のそれぞれのフォルダを開く
  5. EdgeAutomation.exeおよびSearchUIMonitor.exeを実行する
  6. 再起動する

これで今まで通りの制限のないCortanaが使用する事が出来ます。

Windows Live Mail 2012がOutlook.comに接続できなくなる

旧OSにてメーラーとしてWindows Live Mail 2012を利用していた人は結構いるかと思います。今現在もWindows Live Essentialとして、Windows10にインストールし利用する事ができるようになっていますが、現在のMSのメールサービスであるOutlook.comには接続できなくなり、Windows10のストアアプリであるメールへ移行しなさいというアナウンスが出ています。

livemail2012

図:旧hotmailや旧Windows Liveも対象です。

もとよりすでにサポートは切れ、更新も停止されてるメーラーではありますので、移行するのは吝かではないのですが、これまで使ってきて使い慣れたものが使えなくなるのは困る人もいるかと思います。この情報は窓の杜などで流れているものですが、メーラーそのものとしては継続利用はできるので、Outlook.comが使えなくなるというのがニュースの真相のようです。移行関係はこちらのサイトが詳しいです。

実際にInsider PreviewにWindows Live Mail 2012を入れてみたのですが、現時点ではまだ使えるようです。ニュースによると2016年6月30日までは使えるようです。では、6月30日以降は使えなくなるのか?といったら、そうでもないようです。POP3とIMAPをサポートはしているので、手動でoutlook.comに対してPOP3、IMAP、SMTPの設定を行えば、継続して利用できるのではないかと思います。

しかし、すでにサポートがないわけですので、Webメール運用にするか?Thunderbirdなどの別のメーラーに乗り換えるほうが賢明だと思われます。サーバの設定は以下の通り。

IMAPの設定
  • サーバ:IMAP-mail.outlook.com
  • ポート:993
  • 暗号化:SSL
SMTPの設定
  • サーバ:SMTP-mail.outlook.com
  • ポート:587 or 25
  • 暗号化:TLS
POP3の設定
  • サーバ:pop-mail.outlook.com
  • ポート:995
  • 暗号化:SSL

関連リンク

Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Pocket